障害者のための国際シンボルマーク

マイセルフネットワーク(通称:マイセルフ)は高知県西部に誕生した、「障害者」と「高齢者」を中心とした、ネットワークグループです。マイセルフネットワークでは、パソコンを活用した「自立」と「社会参加」を目的とした活動を行っています。
 
 
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事務局長の独り言 
このコーナーでは事務局長の私、中山が日々の出来事やニュースで気になったことを「吉田兼好」のようにつづります。
ここの記事は、私のブログサイトに掲載しているものを一部手直しして掲載しています。内容につきましては執筆時点の情報に基づいています。毎週月曜日更新予定。
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索     引
 
思いやり予算   国民の品格(スポーツ編)
警察と情報公開   暫定税率
日本のアニメ   北京オリンピックに暗雲
凶悪事件   日給の議員
無差別殺人   秋田連続児童殺害事件
中国とマスコミの役割について
  私大生仕送り、年々低下
ちょっと驚いた話   チベット・ラサで暴動
円高とドル安   高橋尚子
少し中国批判   米大統領選
子犬を崖に投げ殺す米兵   ネット犯罪
自転車3人乗り禁止・幼児持つお母さん猛反   30万倍の命の尊さ
蘇民祭   中国製冷凍ギョーザ中毒事件関連 その7
中国製冷凍ギョーザ中毒事件関連 その6(国家・国民の品格)   鈴木宗男被告
命のエネルギー   公私の区別と本音と建前
中国製冷凍ギョーザ中毒事件関連 その5   なんとなく悲しい現実
イージス艦   中国製冷凍ギョーザ中毒事件関連 その4
病気腎移植   空の安全 その2
あきれた話(高知県宿毛市中山地区区長編   虐待により南国市の男児死亡・救えたはずの命 その2(思い出せない)
クレイマーは本当は良い人?   倖田來未の羊水腐る発言について
中国製冷凍ギョーザ中毒事件関連 その3   虐待により南国市の男児死亡・救えたはずの命
中国製冷凍ギョーザ中毒事件関連 その2   中国製冷凍ギョーザ中毒事件関連
大河ドラマ   宇宙のゴミ
宿毛市の公共工事への苦言   中国人ら大量ミス
ボンバルディア機   マックよまたか
対北政策、米政府で意見対立   尾崎高知県知事へ
暫定税率 その2   暫定税率は地方のため?
船場吉兆 その3   薬害C型肝炎
調査捕鯨と環境保護団体   障害者自立支援法
再生医療   新しい家族
成人式   ハニカミ王子がプロ宣言
空の安全 その2   命のつりあい
年始暴走族   お正月番組
年末恒例?
  迷彩服 
ふるさと納税について一言   警察あっぱれ
韓国大統領選   薬害肝炎訴訟
 
思いやり予算
 2008・4・4

 4月から原油価格のや小麦価格の高騰で値上げラッシュである。我々の生活はますます苦しくなる一方である。そんな中、平成20年度分の在日米軍の駐留経費負担として1438億円を計上する特別協定案(思いやり予算)は2日、衆院外務委員会で自民、公明両党の賛成多数で可決された。米軍は世界中に駐留しているが、いわゆる思いやり予算として米軍の駐留経費を負担しているのは日本だけである。
米国は日本にとって最も大事な国家であり、米軍の軍事力により日本の安全保障が保たれていることは全く否定しない。もし米軍が国内に駐留していなくて、今と同等の安全保障を求めるならば、国防費は今以上に跳ね上がることは事実である。
しかし、米軍の国内への駐留は日本国民の総意ではなく、米軍の世界戦略の一環であり米国の意思である。その経費の一部を日本国民は血税で払っているのである。
各予算が縮小傾向の中、絶対に聖域は設けてはならない。思いやり予算の中身、使われ方にも十分な精査が必要である。

 
国民の品格(スポーツ編)
 2008・4・3

 最近のスポーツの国際試合を見て感じたことだが、スポーツと政治は別という意見もあろうが、現実的にはナショナリズムとナショナリズムのぶつかり合いである。
ハンドボールの「中東の笛」にしても、先日のサッカー・日本VS中国にしてもそうである。そうした選手・観客を含めたナショナリズムとナショナリズムのぶつかり合いの中で、日本国民の品格を考えてみると大変立派であると感じる。
選手は明らかに不公正な審判の中でもスポーツマンシップにのっとり最後まで立派に戦い、我々はそれを応援する。もし、日本で自国に有利なジャッジをすれば、我々はそれを必ず批判する。
日本国民には、ナショナリズムにとらわれず正義と不正義の分別はあるし、不正義を恥とする思想もある。また勝ち負けが全てではないという思想もある。世界的に見れば多少甘いといわれるかもしれないが、ことスポーツとその観戦に限っては日本国民は世界に誇ってもよいと感じる。

 
警察と情報公開
 2008・4・2

 茨城県土浦市の8人殺傷事件で、県警が市民に対し警戒情報を発しなかったことが問題になっている。
私も先日、警察から情報提供が無いため後から知って怖い思いをしたことがある。
ある日の夕方、ヘリが30mから50メートルぐらいの超低空、ホバリング並みの超低速で自宅周辺を何度も周回していた。パイロットの顔を視認できるほどの距離であった。何事かと家族全員で見たが、その訳は翌日の新聞で知った。
近くで空き巣犯が逃走し、それを捜索するために県警のヘリが出動したとの事であった。近所をそのような人物が逃走しているのであれば、警察は積極的に情報公開をすべきであると思う。市民としては情報があれば警戒をするし不審者情報を通知することもできる。今回は幸い何事も無く容疑者が逮捕されたが、追い詰められた空き巣犯が市民を人質をとり、立てこもらないとは断言できない。
どこまで警察が市民に対し警戒情報を発するかは大変難しい問題ではあると思うが、なにも情報がないと市民は無警戒のまま、無差別殺人者などに対処しなくてはならず、それは現実的に不可能である。警察には市民に対しての警戒情報基準を制定し積極的な情報公開を望むものである。

 
暫定税率
 2008・4・1

 暫定税率が本日より廃止される。
ガソリンは出荷時点での課税のため本日より下げるかは小売店により対応が違うが、軽油は売り上げ時の課税のため本日より値下がりする。何も暫定税率はガソリンや軽油だけでないので、例えば中古車などを購入する場合の自動車取得税は課税対象金額が引き下げられる。
各業界、消費者間で相当な混乱が予想される。しかし暫定という本来の日本語から考えるとここで一度本来の税率に戻し、税収が不足するなら地方分も含めて抜本的な税制改革を実施するべきである。しかしその前提条件は、いわゆる税金の無駄を廃し、真に国民のために役立てることである。

 
日本のアニメ
 2008・3・31

 先日、懐かしい古いアニメの動画を探してYouTubeを見ると、日本のアニメが諸外国に輸出されオープニングが各国言語で歌われているのを見ることができた。そのアニメは「家なき子」であったが、英語をはじめ色いろな言語で歌われていた。昔を思い出してみると、昔は子供向けの情緒あるアニメが沢山あった。今は確かに技術は当時と比べ物にならないぐらい発達したが、対象年齢を高めに設定したものが多いように感じる。感受性が豊かな子供によいアニメを見せることは情操教育上大変好ましいのではないかと思う。今でも「フランダースの犬」の最終回を見ると涙が出てくる。そこで日本のアニメ関係者にお願いだが、世界の名作といわれるものでもよいし、オリジナルでもよいが子供の情操教育上、ためになるアニメを世に出して欲しいと願う。

 
北京オリンピックに暗雲
 2008・3・28

 中国のチベット・ラサでの事件をきっかけとして北京オリンピックのボイコット・開催式のボイコットに関する発言が、各国の要人・個人から出てきている。
スポーツに政治を絡めるべきではないという意見もあるが、一つ忘れてはならないのは、オリンピックはスポーツの祭典であり平和の祭典でもある。
チベットの領有を中国は宣言をしているので、自国民を弾圧・抹殺しているということになる。またオリンピックを国威発揚の場と考え、国家の威信をかけ開催に情熱を燃やし、スポーツに政治を一番絡めているのは、他ならぬ中国自身である。どうしてもかつてのヒトラー政権下でのドイツ・ベルリンオリンピックを連想していまうのは私だけだろうか。
この際、観戦マナーも含め本当に中国がオリンピック開催の資格があるのかどうか、日本政府には検討していただきたい。そしてオリンピックを目指し練習を重ねてきた選手には大変気の毒であるが、状況によってはボイコットも選択肢に入れるべきである。毒ギョーザ事件も含め、最近の日本政府の中国に対する弱腰は気になる。真の日中関係の構築には必要なことは言う姿勢も大切である。

 
凶悪事件
 2008・3・27

 最近、凶悪事件の裁判で弁護側から容疑者の事件当時の精神状態について責任能力に関する主張が相次いである。
理由は発達障害・心身こう弱・統合失調症等様々である。依頼者の利益を追求する弁護側の主張としては理解できないでもないが、個人的な意見としては、一部の例外を除いて人を殺す時の精神の状態は普通ではないと簡単に想像できる。また、裁判でもそうであるが、鑑定人により意見が違うことがよくある。
それほど、人の精神状態については検査により完全な数値化ができず判断が難しいものである。私は事務職員として精神病院に勤務経験があるが、異常か正常かの判断は経験を積んだ精神保健指定医の資格をもつDrでも困難な場合があり、事件や暴れる可能性のある患者の診察に私も良く立ち会いDrから意見を求められることもよくあった。
そこで、法曹界の方にお願いだが、容疑者の事件当時の精神状態については慎重の上にも慎重に判断をしていただきたい。

 
日給の議員
 2008・3・26

 福島県矢祭町の町議会が、議員報酬を現行の月額制から、議会への出席ごとに実費支給する「日当制」に変更するというのをニュースで見た。
これからは一回出席するごとに3万円支給される。年間2500万円の削減となり、少子化対策などに充当すると言う。これがはたして良いことかと感じてしまう。
議員をした経験は無いが、基礎自治体の議員は普段から地道な活動をしており、それを議会への出席時のみに報酬を払うことには疑問を感じる。また議員職は本来ボランティア的なものという意見もあろうが、最低限の報酬・保障が無ければ相当な副収入のある方以外には議員に立候補もできず、被選挙権の侵害にもなる。
議員職に特別の特権を与える必要は無いが、職業として成り立つようでなければ、プロの議員は育たず、ますます地方の地位低下の原因となるような気がする。

 
無差別殺人
 2008・3・25

 茨城県土浦市のJR常磐線荒川沖駅周辺で23日、別の殺人事件で指名手配中の男により、通行人ら8人が次々に刃物で切り付けられ1人が死亡、7人が重軽傷を負った事件が起こった。逮捕された犯人は「人を殺したかった。誰でもよかった。」と言っており大変ショッキングで何の落ち度も無く被害にあわれた方は本当にかわいそうである。
犯人が最初の殺害数日前、自分の預金口座からほぼ全額の約40万円を引き出していたことや、8人殺傷に使った文化包丁とサバイバルナイフのうち、少なくとも1本は最初の殺害の前に購入していたことなどから一連の事件の強い殺意と計画性が感じられる。
強い無差別な殺意をもった人間から自分の身を守るのはなかなか難しいことであり、今回の事件が社会全体に与える不安等は計り知れない。

 
秋田連続児童殺害事件
 2008・3・24

 秋田連続児童殺害事件の判決公判で畠山鈴香被告に無期懲役を言い渡された。判決では、彩香ちゃん(当時9)の殺意を認定し、豪憲君殺害についても責任能力を認定しながらの無期懲役である。ただ、仮釈放には慎重にとの付言を付けられた。
この判決には様々な意見があると思うが、個人的には計画性は無いにしても殺意を持って人(しかも無垢の子供)を二人も殺害し、責任能力があるのなら死刑も仕方が無いという気持ちである。
殺害された子供さんや遺族の心情を思うとやりきれない思いである。司法は復讐の場ではないということは百も承知しているが、物言わぬ被害者の人権を守るのは司法の役割ではないかと感じる。

 
中国とマスコミの役割について
 2008・3・21

 中国西部チベット自治区ラサから中国各地に飛び火した僧侶らによる大規模抗議活動に関連した中国のマスコミの報道を見ていると、改めて政府による情報の統制、世論操作の危険性を認識させられた。
抗議活動に関連した死者の数にしても、銃器の使用の有無にしても外国メディアが現地に入れない現時点では謎である。謎は色いろな憶測を生むが、相変わらず中国のマスコミは政府にとって都合のよい情報ばかりを垂れ流している。
よく日本のマスコミの方が「検証」の必要性・情報公開を訴えているが、どちらかと言えば私は否定的であったが、今回のラサでの抗議活動に関連した中国マスコミの対応を見ていると、やはり「検証」は必要であると考えを改めざるを得ない。

 
私大生仕送り、年々低下
 2008・3・20
 首都圏の私立大に昨春入学した自宅外通学の学生への仕送り額(6月の平均)は9万5900円で、昭和61年の調査開始以来、過去最低額を更新したことが17日、東京地区私立大学教職員組合連合の調査で分かったらしい。
9万5900円といえば、私の大学時代はもう四半世紀前になるが、その頃と比べても物価上昇に比べ、そう上がっていない。しかも首都圏で9万5900円といえば、学生さんは親の仕送りだけでは到底生活はできないであろう。まあ都会ではバイト先に困ることはあるまいが、今回の調査が自宅外通学の学生ということであるから当然地方から出てきていると思われる。ということは地方の親の所得が伸び悩んでいるということであり、都会に比べ地方の景気が如何に悪いかということである。景気回復とかいわれるが、それが実感としてなかなか伝わってこないところに問題がある。

 
ちょっと驚いた話
 2008・3・19
 先日、妻から聞いた話であるが、新しく家族の一員になったボーダーコリー(ハリー)の登録に市役所に行くと、先代ゴールデンデトリバー(ジョン)の死亡届を書かされたとのこと。私の見識不足もあるかもしれないが、犬の死亡届とは!!
以前のブログ「宿毛市の公共工事への苦言」で「宿毛市建設課」から「地権者様に対し最大限の配慮を行って参る所存です」というコメントをいただいたが、犬の死亡届の事務をすることができるなら、公共工事に土地を貸した地権者にひと言の礼ぐらいはあってもよかったと感じている。考えるに、これは「宿毛市建設課」の問題ではなく、限られた予算・人員で最大限の仕事をしなければならないものであるが、その調整能力に問題があるのではないか?
役所によりその機能は市長室・企画・企画管理・総務などが担当していると思うが、ライン・アンド・スタッフでいえばスタッフ部門が機能していないのでないか?
もしそうでないなら、問題はより深刻であるといえよう。

 
チベット・ラサで暴動
 2008・3・18
 新聞によれば、中国のチベット自治区ラサ市中心部で14日、チベット仏教の僧侶や市民による大規模デモが警官隊と衝突し死者が30人以上でたらしい。
チベットといえば、1950年に中国が「チベットは中国領土」と宣言し、人民解放軍を進軍させた。ノーベル平和賞受賞者であるチベット仏教の最高指導者ダライ・ダマ14世がインドに亡命し臨時政府を樹立している。今回の暴動も、中国によるチベット支配への抵抗の表れであると想像される。
また、チベット仏教の熱心な信者として知られる俳優のリチャード・ギアが、中国の人権問題を理由に来年夏に開催される北京五輪ボイコットを呼びかけ波紋が広がっている。リチャード・ギアは「共産主義と資本主義の一種の偽りの二元論は、いつか破たんするだろう」とまで言い切っている。
内外に矛盾を抱えながら発展を続ける中国にはこれからも目が離せない。

 
円高とドル安
 2008・3・17
 急速な円高(ドル安)が進行している。一時、1ドル100円を割り込むような状況になっている。私が子供の頃は固定相場制で1ドル360円であった。
急速な円高の背景には日本経済が実力をつけたのではなく、サブプライムローンに絡み世界的な資金がアメリカ経済以外に投資をしていることが想像できる。このまま円高が進めば、日本経済にも輸出産業を中心に悪影響が懸念され、回復しつつある景気にも影響がある。最近の経済を考えると、何か世界的に経済優先・拝金主義がまかり通っているようである。経済は生き物であるが、ある程度世界的に制御できるシステムが必要ではないだろうか。

 
高橋尚子
 2008・3・14
 北京五輪代表を目指していたシドニー五輪金メダリストの高橋尚子(35)選手は2大会ぶりの五輪出場はかなわなかった。レース後、高橋選手は「まだやりたいことがある」と現役続行を表明したらしい。
スポーツ選手の現役引退のタイミングは色いろであり、その個人の考え方による。周りが何かと言うことではない。絶頂期にスパッと引退するのも美学であろうし、気力と肉体の限界までボロボロになりながら続けるのも美学であろう。本当のファンはその選手の決断を受け止め、自分の人生に重ね、いかなる形でも応援するものである。
高橋選手には、彼女の決断どおり今後もがんばって頂きたい。個人的には彼女のネバーギブアップの精神を応援したいと思う。

 
少し中国批判
 2008・3・13
 3月7日、世界中で熱狂的なファンを持つアイスランドの女性歌手ビョークが中国公演のステージ上で「チベット独立」を叫んだ事件で、事態を重く見た中国文化部は彼女に対し法的措置をとると発表したらしい。
中国政府による言論と思想の統制は今に始まったことではないが、これは世界的に中国政府のやり方に反発する人がいることの証である。大中華主義というのだろうか、中国はかつてのナチス・ドイツ以上に覇権主義でチベットをはじめ隣国に臨んで、なおかつ米ソの冷戦構造が終結した今、中国は軍拡への道を走り続けている。
そう数十年前の欧米列強や日本のように・・・。
中国政府や中国国民が、よく非難するかつての大日本帝国や過去の反省のない日本の姿に今の中国が重なって見えるのは私だけだろうか。

 
米大統領選
 2008・3・12
 米大統領選の民主党候補選びが、バラク・オバマ上院議員とヒラリー・クリントン上院議員で大変白熱している。
よその国の大統領選であるが、アメリカは世界で最も影響力のある国であるし、日本にとっても大変大事な国である。誰が大統領になるかで今後の日米関係や対北朝鮮政策にも影響が出る。
その国の大統領選であるので当然私も関心は高いが、選挙戦が熱を上げるにつれ中傷合戦が目立ってきたことは大変残念である。
アメリカ国民は世界で最も影響力のある人物を選ぶ自覚と誇りをもって選挙戦に望んでいただきたい。

 
子犬を崖に投げ殺す米兵
 2008・3・11
 米軍の兵士と思われる人物が、子犬を崖に投げて殺す場面がユーチューブなどの動画投稿サイト上で広まり、「残酷な行為」に対して、世界中で批判の声が上がっている。ユーチューブには、この行為を批判するコメントが殺到し、米軍も調査に乗り出す事態にまで発展したらしい。神戸の連続児童殺傷事件の犯人もそうであったが、人間を襲う前に猫などに残虐な行為をしていた。犬猫など身近な自分より弱いものに対し残虐な行為をする人間は、やがて人間に対しその行為がおよぶ傾向がある。全国の幼稚園・保育園や小学校などでは命の尊さを教育するため動物を飼育しているが、その本来の命の教育を充実させていただきたい。命は固有のもので一度失われたら戻らないし、代わりがあるものでもない。学校関係者や親・地域はそのことをしっかりと子供たちに教育していかなければならない。

 
ネット犯罪
 2008・3・10
 小学生によるネット上の「小学生殺人予告」容疑が相次いで浮上した。埼玉県少年捜査課は4日、動画投稿サイトに埼玉県内の小学生の殺害予告を書き込んだとして、軽犯罪法違反(業務妨害)の非行事実で千葉県内の小学4年女児をさいたま市児童相談所に通告したらしい。何でも有りのネットで少々のことには驚かないが、さすがに小学4年生の女児には驚いた。このような事件が起こると、ネットが青少年にとって有害であるとかの議論が起こるが、ネットは文明(技術)であり善悪は無い。この女児は事の重大さの認識も無いまま事件を起こしたと理解するが、家庭や学校で事の善悪や、して良いこと悪いことなど基本的な人間教育が欠けていたと想像する。教育基本法が改正され、道徳が復活するという話も聞き及んでいるが、幼いうちから人間として必要な基本的なものは身に付けてもらいたい。それは我々大人の責任でもある。

 
自転車3人乗り禁止・幼児持つお母さん猛反
 2008・3・7
 幼児を前後に乗せる自転車の「3人乗り禁止」が、08年春にも明文化されることに、小さい子供を持つ親が大反発しているらしい。お母さん方の反対の理由も理解できないではないが、どう考えても自転車の3人乗りは、当人と歩行者にとって危険極まりない行為である。3人乗りになれば重量も相当なものになる。特に前に乗せると不安定になり、それが歩行者に当たった場合は双方にとってかなりの衝撃である。今回の件は警察の考えが正しいと感じる。ただ、利便性も考えれば自転車メーカーは3人乗りが安全な自転車の開発をする必要があると思う。自転車は正しく使えば大変便利でエコな存在であるので安全な3人乗り自転車を開発・販売し、3人乗りが必要な方にはそれを使っていただき、違反者は法律に基づき処理するのが正しいやり方ではないだろうか。
 
30万倍の命の尊さ
 2008・3・6
 あるテレビ番組の中で、国内で人間の都合(ほとんど身勝手な理由だが・・)により処分される犬猫等が年間30万頭であるそうだ。30万!、なんと驚くべき数字であることか。単に30万の数字は、アラビア数字の3と0が五つの組み合わせだが、ペットを飼っている方は想像して欲しい。あなたの愛犬の30万倍の命が失われているのである。私も先代の犬が亡くなってしばらくになるので昨年の暮れから新しい犬を飼っている。生後4ヵ月半になる彼をひざに抱くと、温かく重い。動物とはいえ、その30万倍の命が失われているとは言葉にならない。失われる命を少しでも少なくするため、改めてペットを飼う方は命に係わっている責任と自覚をもって欲しいと感じる。
 
蘇民祭
 2008・3・5
 ポスターの掲載拒否などで全国的に注目を集めた奥州市水沢区の黒石寺蘇民祭のテレビ報道の広告効果は、祭り当日の14日放送分だけで約31億円、すべて合計すると50億円近いとする分析結果を東京の放送調査会社「ニホンモニター」がまとめた。蘇民祭については境内での宗教行為の全裸が公然わいせつにあたるか、ポスターがセクハラであるとか様々な話題を提供してくれた。大変難しい問題であるが、ポスターについては主観の問題もあり結論は出せないと感じる。大多数の方が不快に感じるならアウトあるが個人的にはセーフであると思う。全裸については、伝統文化であるのでもう少し容認してもよいのではないかと感じる。ただ伝統文化でも、その思想の根底に男尊女卑や差別の考えがあるものは排除すべきであるとも感じる。
 
中国製冷凍ギョーザ中毒事件関連 その7
 2008・3・4
 中国製冷凍ギョーザ中毒事件に関連してさまざまな問題がもちあがった。それらを一つひとつ取り上げていきたいと思う。
同じ日の新聞に、「米国で中国産材料を使った薬を注射された人の死亡が相次ぎ、米製薬会社バクスターは製品の自主回収を始めた。」と「イタリアの捜査当局は、中国から輸入されたステンレス鋼材に人体に有害な放射性物質コバルト60が含まれていたとして、鋼材約30トンを押収、捜査を開始したと発表した。」の二つの記事が掲載されていた。
中国製品については、各分野でトラブルが相次いでおり日本で発覚した毒ギョーザも多くの中の一つの例であるといえよう。中国政府、産業界はこの事実を真摯に受け止め反省と再発防止に努めていただきたい。かつて日本製品も「安かろう悪かろう」と言われた時期がある。そんな中で、欧米で生まれた「科学的管理法」「QCサークル」等で品質向上に努力を重ね、またコスト面でもトヨタの「かんばん方式(JIT)」などで世界のトップレベルに成長した。今の中国の世界的な品質トラブルは過渡的なものであるか、あるいは国民性・国家体制による恒久的なものであるか判断できないが、市場で最終的な判断をするのは消費者であることを改めて理解して欲しい。
 
中国製冷凍ギョーザ中毒事件関連 その6(国家・国民の品格)
 2008・3・3
 中国製冷凍ギョーザ中毒事件に関連してさまざまな問題がもちあがった。それらを一つひとつ取り上げていきたいと思う。
2月28日、中国国家品質監督検験検疫総局の魏伝忠副局長は記者会見の席上、今月15日に河北省で日本人記者が殺虫剤のメタミドホスを中国国外に持ち出そうとして当局の取り調べを受けていたと発表。「今回の冷凍ギョーザ事件では、何者かが第三国から違法に購入した農薬を日本に持ち込んだ可能性を排除することは出来ない」として、日本でのメタミドホス混入の可能性をさらに強調した。
ようするに政治決着を付けようとする態度がありありである。かつて中国のお隣の国が、日本人拉致は「○○分子・・・」の仕業であり、二度も偽物の遺骨を渡し、この件は解決済みとの見解を示すどこかの国と同じである。
また、中国のネット上では「日本人の自作自演」との書込みが殺到しているらしい。今、中国は開放と統制・一党独裁と民主主義など大いなる矛盾の中にある。中国国民は本当にかわいそうな国民である。中国と中国国民が真にその国力に見合った国家と国民の品格を備えることを切に望むものである。
 
鈴木宗男被告
 2008・2・29
 林野庁や旧北海道開発庁を舞台にした汚職事件で、受託収賄やあっせん収賄など4罪に問われた衆院議員、鈴木宗男被告の控訴審判決公判が26日、東京高裁で開かれた。懲役2年、追徴金1100万円の実刑判決とした1審東京地裁判決を支持し、鈴木被告の控訴を棄却した。鈴木被告は即日、上告した。
鈴木宗男といえば、「ミニ田中角栄」といわれるほど政治家としてのスタンスはよく似ている。上告したということなので、最終的な結審はまだ出ていないが、悪いことをしても地元に貢献すれば地元では評価されている点だ。であるから今も議員バッチを付けることができている。
全く個人的な提案だが、有権者の選挙権の中にマイナスの票を投じる権利を付け加えたらどうだろうか。全国的に議員にしたくない人にはマイナス票を投じる。たとえ地方区で当選しても、マイナス票が一定数を超えれば当選は無効。しかもその地方区では繰り上げはなく、定数が一名減ることにする。そうすると、定数が減ることになるので地方区の有権者も今以上に良識が働くことになる。また全国的に見ても選挙への関心が高くなり投票率アップにも繋がる。如何なものだろうか。
 
命のエネルギー
 2008・2・28
 我が家にボーダーコリーの「ハリー」が加わってもう3ヶ月になる。まだ先代の「ジョン」ほどではないが、だんだんとお互いの考えていることも分かるようになって、家族として欠かせない存在になっている。ボーダーコリーという犬種のためか、固体の性格によるものか、とにかく活発だ。あまりにヤンチャが過ぎて私に叱られることもよくあるが、毎日元気に飛び回って遊んでいる。そんな様子を見て、82歳になる私の母が、しみじみと「お前の元気を少し分けてくれたら・・・」と。私も同意見だが、いるだけで家族全員に元気を分けてくれている気がする。
 
公私の区別と本音と建前
 2008・2・27
 「しょこたん」の愛称で知られる人気タレント、中川翔子が24日、TBS系「サンデー・ジャポン」に出演し、海上自衛隊のイージス艦「あたご」の衝突事故に対するコメントで、行方不明の吉清・治夫さん親子の安否がいまだ不明にもかかわらず、「絶対に避けられるべきだった事故ですよね。本当に、二人とも絶対に避けられた…死ななくてすんだはずなの…」と発言。番組のエンディングと、自身のブログを通じて謝罪したらしい。倖田來未の羊水腐る発言や星野奈津子が、自身の公式ブログで香川の祖母、孫、行方不明事件に関して不適切な書込みをした件でもそうであるが、公私の区別が全くできていない。友人や家族間の会話をそのまま公の場に持ち出している。よく日本人は本音と建前を区別する国民であるといわれているが、これらは本音と建前とは別の問題である。成長期に公私の区別をきちんと身につける必要があると感じる。
 
中国製冷凍ギョーザ中毒事件関連 その5
 2008・2・26
 中国製冷凍ギョーザ中毒事件に関連してさまざまな問題がもちあがった。それらを一つひとつ取り上げていきたいと思う。
冷凍ギョーザが一つのきっかけとなり、その後中国製加工食品で次々に有害な農薬が検出されている。これは、今回問題になった冷凍ギョーザが例外的な存在ではなく中国の食品産業、農業の抱える構造的な問題である証である。日中両政府には今回の一連の問題を軟着陸させ政治決着をつけようという意図が読み取れる。しかし、「食の安全」「国民の健康」に関わる事であるので、日本政府には徹底的な原因究明と再発防止策および輸入加工食品に対する検査体制の充実をお願いしたい。また、中国製の食品を食べるか食べないかは私たち消費者が最終的な判断をすることになるので、加工食品の食材の原産地表示に関するJAS法の改正も必要であると感じる。以前話題になった「チャイナ・フリー」表示も消費者にとって一つの選択肢ではないだろうか。
 
なんとなく悲しい現実
 2008・2・25
 観月ありさが主演する連続ドラマ「斉藤さん」を楽しみに見ている。ストーリーは観月演じる斉藤さんは群れず、へつらわず、子供の未来のために周囲とのあつれきも構わず「悪いものは悪い」と歯に衣着せず正義感を貫くというものだ。
斉藤さんを見習ってではないが、私も市の公共工事や測量について苦言を呈した。するとどちらも反応はあり、謝罪や反省などをしていただいた。斉藤さんのように全てに正義感を貫くのではなく、あくまで自分に関わりのあることについて声を挙げただけであり、この辺が自分の限界かなとも自覚している。
ただ、残念なのは声を挙げなければならないことだ。声を挙げなければ、不法行為や問題行為がまかり通ることが大変悲しいと感じる。
 
イージス艦
 2008・2・22
 海上自衛隊イージス艦と漁船「清徳丸」が衝突した事故であるが、一部のマスコミやコメンテーターにはイージス艦への明らかな認識・知識不足がある。
「最新鋭のイージス艦が漁船と衝突するのはおかしい、けしからん。」というものである。イージスシステムとは「高性能のレーダーとコンピュータによって遠くの敵機を正確に探知できる索敵能力、迅速に状況を判断・対応できる情報処理能力、一度に多くの目標と交戦できる対空戦闘能力」である。イージス艦とはいえ戦闘時や訓練時以外の通常航行中はもちろんイージスシステムは作動していないし、一般の艦船と同様にウォッチ(見張り)と航海用のレーダで航路のチェックをしている。「イージス艦が衝突事故をおこすのはおかしい」の理論は成り立たないのである。マスコミやコメンテーターは問題の本質を誤らないでいただきたい。
今回のイージス艦の問題は、たまたま私がイージス艦について少しは知識があったので解ったが、マスコミや一部の無責任なコメンテーターについては同様のことがよくあるのではないかと危惧する。
 
中国製冷凍ギョーザ中毒事件関連 その4
 2008・2・21
 中国製冷凍ギョーザ中毒事件に関連してさまざまな問題がもちあがった。それらを一つひとつ取り上げていきたいと思う。
今回は、中国政府による日本のマスコミ批判である。それを受けて、あるキャスターが「どこの国の政府もやることがなくなるとマスコミ批判をする」というコメントを述べた。つまり原因究明が進んでいない中国政府のあせりの現れである。
日本のマスコミが世界一とは決して思わないが、少なくとも中国政府の報道官のようなマスコミよりはましであると信じている。日中の食の安全に関する報道を比べてみると、言論の自由が保障された国に住んでいることの幸せをしみじみと感じる。
 
病気腎移植
 2008・2・20
 宇和島徳洲会病院(愛媛県宇和島市)の万波誠医師(67)らによる病気腎移植問題で、厚生労働省は、病気腎移植などに絡んで不正な保険請求を行ったとして、万波医師の保険医登録のほか、同病院と万波医師の前任地の市立宇和島病院の保険医療機関指定をいずれも取り消す方針を固めた。
もちろん不正な保険請求は許されることではないが、厚生労働省の対応にも疑問が残る。現在、腎臓移植を希望する人たちの平均的な待機期間は十数年である。病気が悪化して命を落とすには十分な時間である。腎臓移植を希望する患者さんが多少リスクはあるが「病気腎移植」(推進派の医師は悪い部分は除去しているので再生腎臓と呼ぶ)に望みを持つのは理解できる。万波医師にしても今でも多くの患者さんから支持されている。「病気腎移植」が倫理的に問題があるという意見もあるが、現在の移植医療そのものが倫理問題を抱えているのである。
厚生労働省には、単に医師と病院を処分するのではなく「病気腎移植」そのものの議論を進めてもらいたい。
 
空の安全 その2
 2008・2・19
 北海道・新千歳空港で16日、羽田行き日本航空502便が管制官の許可を得ずに離陸滑走したトラブルが発生した。
以前「空の安全」で指摘したように音声無線通信が原因である。日常でも良くあることなのだが、音声による会話にはしばしば誤解が生じる。航空機の設計自体には一つの故障トラブルが他に影響を与えないように二重・三重の安全対策がなされている。しかるに航空管制は何十年もレーダと目視による音声通信である。コンピュータとデーター通信技術が発達した今日、そろそろ音声通信とデータ通信によるより安全な方法に改善する必要があると信じる。

 
あきれた話(高知県宿毛市中山地区区長編
 2008・2・18
 先日、私の所有地を勝手に測量していたので注意し退去させた。すると翌日、国土交通省四国地方整備局・中村河川国道事務所の担当者が説明と謝罪に来た。
その方の説明によると、高規格道路の工事用道路の建設のための測量で、工期が迫り事前説明等の時間が無いため区長と話し合い区長の了解の下、測量を開始したとのことだ。
当たり前の話だが、地区の区長に他人の土地に立ち入りを許す権限は全く無い。私の住居地は中山地区でなく土地が中山地区にあるのだが、自分の地区の区長なら解任ものである。本工事は工事用道路で国にも強制執行権が無い、それを許可権者でもない区長が許すとは、中山の区長は国家より上の存在か!。愚かすぎる区長である。
測量そのものは、極めて公共性が高い工事なので手順さえ踏めば私は許可を出す。あくまで許可権者は私である。説明と謝罪に訪れた担当者には、後日測量の承諾書を発行することで話がついた。担当者から説明と謝罪はあり納得したが、中山地区区長からの説明や謝罪はない。中山地区区長には猛省していただきたい。


※2/18 国道交通省職員と中山地区区長が説明と謝罪に訪れましたので、謝罪を受け入れました。



 
虐待により南国市の男児死亡・救えたはずの命 その2(思い出せない)
 2008・2・15
 南国市で小学5年の男児が同居する母親の内縁の夫に虐待され死亡した事件の続報であるが、事件の2週間前、担任でない男性教諭が深刻さに気づき校長らに対応を求めて話し合い、結論は「担任を中心に、みんなで気をつけて見守ろう」だったそうである。
ところが、記者の取材に対し男児の様子を誰も覚えていない!
教頭は二人とも事件まで全く声すらかけず、校長は一度あいさつをしただけ。彼らの記憶からは男児の姿が見えてこない。これが「見守る」ということか!
新聞の記事は、「この学校が学校関係者の間で、優れた教育校として評価されてきたという」で結んでいる。
もう一度言う、この男児の尊い命は『救えたはずの命』であった。

 
クレイマーは本当は良い人?
 2008・2・14
 「クレイマーは本当は良い人?」「クレームは宝の山」という内容の番組を見た。ほとんどのいわゆるクレイマーといわれる人は「意見を持っている人」できちんと対応すればお得意様になる可能性もあるし、商品やサービス、システムの改善・改良に繋がるということである。
中には理不尽な言いがかりをつけ金品を要求する本物(?)のクレイマーもいるが、大多数は前述のようなクレイマーであり、きちんと対応すれば自社の利益に繋がるのである。これは、何も民間会社の商品やサービスだけでなく行政にも当てはまることである。「特定市民」は論外であるが、行政も「クレイマーは本当は良い人?」「クレームは宝の山」という意識を持ち、その発言の中に一言一句でも市民全体の利益に繋がるヒントはないかと真摯に耳を傾けて欲しい。

 
倖田來未の羊水腐る発言について
 2008・2・13
 倖田來未「羊水腐る」発言についてTV番組での謝罪の反応はネット利用者では厳しいものであった。もちろん医学的根拠の無い話を公共の電波を使って話すことなど決して許されることではない。しかも彼女自身これから子供を生むかもしれない女性であり自身の体についての無知を全国にさらけ出してしまった形だ。
彼女の無知はともかく、これで言論の自由が妨げられる危険性を指摘したい。色いろな場で批判を恐れるあまり発言が慎重になりすぎるのも面白くない。もちろん言論の自由にはルールとそれに伴う責任が必要である。

 
中国製冷凍ギョーザ中毒事件関連 その3
 2008・2・12
 中国製冷凍ギョーザ中毒事件に関連してさまざまな問題がもちあがった。それらを一つひとつ取り上げていきたいと思う。
今回は「毒ギョーザ」に関連してTVニュースで中国の農民の農薬散布の状況を映したものを放送していた。その映像には少なからず驚いた。農薬散布をしている農民の姿は肌を露出したランニングにバミューダ、足はサンダル履きであった。中国では農民家族が農薬中毒になる事件が多いと報道で聞く。日本国内でも農民が出荷した野菜の残留農薬の問題は時々あるが、少なくとも農民が家族も含めて農薬中毒になる事件は聞かない。日本の農民には農薬に関しての危険性が認知されているということであろう。中国政府が長期的にしなければならないことは、時間はかかるが農民に対して農薬の危険性や食の安全に対する意識を持つことを指導することであろう。

 
虐待により南国市の男児死亡・救えたはずの命
 2008・2・11
 報道によると南国市で小学5年の男児が同居する母親の内縁の夫に虐待され死亡した事件を受け、県教委の大崎教育長は5日、各市町村の教育長など教育関係者に通知書を送り、子供たちの「いのち」を守る取り組みを呼びかけたらしい。
この事件で残念でたまらないのは、学校・児童相談所は虐待事実を一年前から把握しながら強制保護等の措置をとらず、救えたであろう命が失われたことだ。死亡した男児の弟は事前に保護されており無事だったのがせめてもの救いだが・・・。
地元地方紙の取材に死亡した男児が通う小学校の男性教諭が答えている。記事によると担任ではない一人の男性教諭が男児と関わりを持っていた。彼は様子がおかしい男児の話を色いろ聞き、家にも送った事もある。彼は虐待をした内縁の夫との会話で、この男の異常性を見抜き、また罵声の絶えない男児の家庭の日常を見て、校長や担任に異常と対応を訴えたが学校の対応は変わらなかった。危機感を持ったのは彼だけであった。彼は警察、児童相談所にも連絡・相談をするがどこも緊急性の認識を持たなかった。そうして救えたはずの尊い命が失われてしまった。彼は「救えたんです。防げたはずなんです。あの男に会ったら、まともでないとすぐ分かる。でもみんな動かなかった。」と。
県の教員という組織の中で、このように新聞の取材に応じることは、重く受け止めなければいけない。
事件が起こるたびに、やれ対策会議だの通達だとか色々やるが、一度失われた命は二度と戻ってはこない。関係機関はもちろんのこと、私たち大人は一人ひとりが、未来を担う子供たちの命の守護者である自覚と責任感を持たなければならないと感じる。

※男性教諭さんへ:
あなたが相当の覚悟を持って新聞の取材に応じたことは理解できます。今は心が押しつぶされそうな状態で何も考えられないかもしれませんが、亡くなった男の子のためにも、あなたが教師という聖職を全うされることを望みます。私も大人の一人として色いろ考えさせられ、大人の責務を改めて認識しました。

 
中国製冷凍ギョーザ中毒事件関連 その2
 2008・2・8
 日本のテレビ報道によると、中国国家品質監督総局の魏伝忠副総局長は「中国国内で人為的に混入された可能性はきわめて低い」とした一方で、「日中友好の発展を望まない分子が極端な手段に出たのかもしれない」と述べ、故意に混入された可能性を示唆した。気になったのは「日中友好の発展を望まない分子」が中国人を指すのか日本人を指すのかは明言を避けているが、「○○分子」って、少し前に中国のお隣の国の太った独裁者が言った言葉だ。
ようするに中国当局の言いたいことは、「工場(中国当局)の責任は低く、個人の犯行ですよ。中国製品は安全ですよ。買って食べてください。」ということであろう。
毒物の混入経路については捜査が進んでいくであろうが、たとえ個人の犯罪としても根底には「反日教育」に代表される中国の構造的問題であろう。

 
中国製冷凍ギョーザ中毒事件関連
 2008・2・7
 中国製冷凍ギョーザ中毒事件に関連してさまざまな問題がもちあがった。それらを一つひとつ取り上げていきたいと思う。
まず現時点で原因が特定されていないので、原因の早急な究明は急がれるが、今回の事件に関して日本側の不適切な初期対応が被害を拡大した。
食料自給率が4割を切った今日、中国製品抜きでは日本の食は成り立たないであろう。であるならば、国民の生命・健康を守るために政府には輸入食品全般に関して安全の担保を与える検査管理体制の構築が望まれる。また被害を拡大させないための情報連絡システムの構築も必要である。

 
大河ドラマ
 2008・2・6
 NHKの大河ドラマ「篤姫」を見ているのだが、前回の放送でジョン万次郎(中浜万次郎)が出てくるシーンがあった。ジョン万次郎といえば、高知県土佐清水市、中浜出身で冒険に満ちた人生をおくり幕末から明治にかけて活躍した郷土の英雄だ。郷土の英雄を大河ドラマで取り上げてくれるのは良いのだが、以前「長瀬智也」「相武紗季」主演のドラマ「歌姫」で指摘したことが大河ドラマでも起こった。
土佐清水市も含めて高知県西部は幡多(はた)地方といい、方言が土佐弁とは全く違う幡多(はた)弁といわれる方言である。幡多弁は土佐弁の中の地方方言ではなく、言語学者が調査に来るほどの、れっきとした独立した方言である。幡多(はた)の由来は波多(はた)から来ているが、かつて古代高知県には波多国と土佐国があった。歴史的にも文化的にも土佐とは違いがある。私たち幡多地方に住むものにとって幡多弁を土佐弁に置き換えることは、自分たちの文化を否定されたような気がして大変悲しい。NHKにはドラマとはいえ事実に基づいた方言を使用して欲しいと思う。

 
宇宙のゴミ
 2008・2・5
 中国が昨年1月に行った衛星破壊実験で生じた破片の数は、実験直後の予測をはるかに上回り、約10センチ以上のものが約2600個、1センチ以上は15万個に達していることが、米航空宇宙局(NASA)などの解析で分かったらしい。こうした意図的に作成されたゴミも含めて軌道上には膨大なゴミが存在する。これらのゴミが私たちの生活に必要な人工衛星の運用に支障をきたす恐れも指摘されている。70年代だったか80年代か定かでないが、旧ソ連の核物質を搭載した軍事衛星がカナダ領へ落下したこともある。人工衛星の破片が燃え尽きないで地上に落下することは確立的には低いが、宇宙開発の妨げになることには間違いがない。中国を含めて人工衛星を打ち上げる能力のある国には能力に伴う責任と自覚を持って欲しいと望む。

 
宿毛市の公共工事への苦言
 2008・2・4
 今年も宿毛市の公共工事で工事用の通路として私の所有する田を借用された。私の田の位置が工事用通路として最適な位置にあるため過去も含めて今回で10回近く借用されている。(貸し料をとった事は一度しかない)
そこで日ごろから市の公共工事について不満に思っていることを述べる。
公共工事といっても、それは小さな集落のことで「公共」により利益を得る方は数人に過ぎない。しかるに土地を借用する施工業者(発注者の市でなく施工業者が土地を借用する・それもおかしい)は「公共」をまるで錦の御旗のごとくいい、借用をせまる。土地の貸し借りは施工業者と土地所有者の問題で市はノータッチである。私のように何回も土地を貸して工事に協力しても市の担当者は一度も私の元を訪れたことは無く、感謝の意すら表されたこともない。
ブログの読者には「土地を貸すくらい・・・」と思われる方がいるかもしれないが、「田」の場合、通路として利用するため一番大事な表土を数十センチを削り工事が終われば表土を元に戻す。完全に元に戻れば良いが、それは物理的に不可能で、表土以外が混ざったり石が混ざったりと、とにかく良いことは一つも無い。
施工業者についても、私は口頭での貸し借りの約束は後で問題発生時に困るので金銭が伴わなくても契約書を作成すのだが、契約締結前に私の所有地に勝手に工事看板を立てていた。そのことを詰問すると、「借りる予定なので看板ぐらい良いかと思って・・・」である。看板ぐらいの問題ではなく土地の所有権の問題である。施工業者には法令をしっかりと守っていただきたい。
あと、通称「災害」と呼ばれる公共工事がある。「災害」といっても、ようするに大雨等で田の一部が崩落した場合、市がタダで直してくれるという都合の良いものである。この工事にも何度か土地を貸したが損得の問題でいえば、田をタダで直してくれる方はプラス、施工業者も儲かってプラス、発注者の市は全く関係なし、土地を貸す者だけがマイナスである。お互い様という理論もあろうが、土地の位置関係でマイナスばかりが多い。どうにも納得できない部分である。むろん私も「公共の利益のためには個人の権利は制限されることがある。」という民主主義の基本理念は理解しているが、利益を得る「公共」が一人あるいは数人の為に私一人が不利益を被ることが民主主義であるまい。
また、「災害」には問題や不正も多いと聞く。崩れそうな田を所有者は自ら事前に直そうとはしない。崩れれば市がタダで直してくれるから早く崩れろとじっと待つのである。不正は、自分の土地の価値を高めるため大雨が降る夜、密かに田の所有者自らが田を崩すこともすると聞く。これを複数回やり、周りはコンクリートブロックになり土地の価値が高まる。都市と地方の財源の問題が話題になっているが、地方ではこんな税金の無駄や不正が行われていることも知って欲しい。
工事の発注者である市には、ただ機械的に工事を発注するのではなく無駄や不正のチェックをしっかりとして効率的な税金の使い方をし、公共工事に土地を貸す場合の基本的なルール作りと私のような協力者への最大限の配慮を要請するものである。

電話で市の建設課に以下の申し入れを行った。
1.施工業者に対しては「災害復旧」を含めて今後いかなる公共工事にも土地は貸さない。条件面で合意できれば発注者である宿毛市に対してのみ土地を貸す。
2.施工業者への法令順守の指導の徹底。

※2月19日「宿毛市建設課」より(IPからおそらく本物と確認)楽天ブログに以下のコメントが寄せられました。
過日頂きましたメールにつきまして、何をさておき工事発注者(宿毛市建設課)として数々のご指摘に対し、土地所有者様への不手際、配慮を欠いた受注業者の言動、借地による工事協力に対する未訪問につきまして謝意を持って心よりお詫び申し上げます。
土地所有者様からの当課に対する「申し入れ」項目につきましては、即座に再発防止の指導を徹底いたしました。大変にご迷惑をおかけいたしました。
今後の工事発注に際しましては、細心の注意を払うとともに、ご協力を頂く地権者様に対し最大限の配慮を行って参る所存です。
本当に申し訳ありませんでした。
宿毛市建設課 (2008.02.19 11:07:48)

 
中国人ら大量ミス
 2008・2・1
 コンピューターに未入力の古い厚生年金記録1430万件などの手書き台帳からの書き写し作業で、昨年12月に派遣会社から派遣された中国籍などの外国人約50人が、田中昭という名前を「田」「中昭」と書き写すなど、姓と名の区分がつかないミスが多発。社保庁が途中で全員の作業を打ち切ったことが分かった。
外国人を派遣した人材派遣大手「フルキャスト」によると「全員、日本国内の定住者か留学生で、漢字の読み書きはできた。このような結果になり申し訳ない」と釈明しているが、このような作業に外国人を派遣する方も悪いし、それを受け入れた方もお粗末だ。特に中国などでは姓名が漢字3文字の場合、1−2文字と区切る場合が多い。「フルキャスト」の釈明もどうにも納得できなし、これだけ年金問題が注目を浴びているのだから、もっとしっかりとやってもらいたい。
 
ボンバルディア機
 2008・1・31
 全日空のボンバルディアDHC8−Q400が昨年3月、前輪が出ないまま高知空港に胴体着陸した事故で、国土交通省航空・鉄道事故調査委員会は「ボンバルディア社が、製造直後に行った修理でボルトを付け忘れた可能性が高い」とする最終報告書案をまとめた。
事故後、高知空港を訪れたボンバルディア社の副社長は同機に対する県民の不安に対し、事故後も同機の売り上げは順調であるから同機は安全であると、訳のわからないことを述べ、事故機を直接見もせず高知をたった。まさにボンバルディア社の安全意識の欠如を表している発言だ。
今回の日本側の事故調査報告に関しても、おそらくボンバルディア社は自らの非を認めず謝罪も無いと予想される。「謝罪」を極端に嫌う欧米の思想があるとはいえ、非を認めるべきところは認めて、それを負の遺産としてより安全で快適な航空機の開発に力を注ぐのが、本来の航空機メーカーの姿ではないかと感じる。
我々にできることは、ボンバルディア社がそのような航空機メーカーに育つまで、同機をボイコットし、国内航空会社に対し同機の使用を中止するように声を挙げることだけである。
 
マックよまたか
 2008・1・30
 東京地裁で争われていたマクドナルドの未払い残業代請求訴訟に、28日に判決が出た。結果は原告である現役店長・高野廣志さんの全面勝訴であった。被告の日本マクドナルドには、裁判所算出の残業代と休日出勤代満額の支払いが命じられた。今回の裁判のポイントは店長が法律に基づく「管理監督者」に当たるかどうかだった。
被告のマクドナルドは控訴の姿勢を示しており先行きは不透明だが、今回の結審はおおむね社会通念上妥当であるといえる。マクドナルドの「店長」は、法律上の「管理監督者」というより人件費の圧縮のための便宜上の「管理監督者」だと感じる。もし、店長全員に未払い残業代等を支払った場合、100億とも200億とも言われており、コンプライアンス意識の希薄な安易な人件費の圧縮は企業にとって後から高いものにつくという事である。このような法律を無視した、あるいは法律を歪曲した労使慣行は、大手・中小を問わず少なからず行われており、それが発覚した場合、高いものにつくということを使用者側は良く考えてもらいたい。
 
対北政策、米政府で意見対立
 2008・1・29
 新聞によると対北朝鮮政策をめぐり、米政府高官から政府の基本方針と異なる発言が相次ぎ、ホワイトハウスや国務省が釈明に追われている。6カ国協議が北朝鮮による核計画の申告の遅れで膠着状態に陥っていることから、打開策をめぐって、米政府内で意見の食い違いがあることが背景にあるようだ。さらに背景には、諸問題でポイントをあげられない末期状態のブッシュ政権の焦りの表れではないか。
すでに過去の存在のブッシュ政権には何も期待しないが、次期政権には北朝鮮・世界に対してき然とした態度を望むものである。アメリカは「世界の警察」を自認し、世界の安定にとって最も責任のある国である。その最も責任のある国が、自国の利益のみで行動するようなら「世界の警察」としての役割は果せない。
 
尾崎高知県知事へ
 2008・1・28
 尾崎高知県知事、あなたには失望させられました。
先日の暫定税率維持を支持する報道です。もともとあなたにはそれほど期待していませんでした。しかし、何ですか、あの政府の広報のような発言は。あなたには知事としてのプライドも気概も無いのですか。今あなたが、しなければならないのは、暫定税率から僅かに地方に回ってくるお金を当てにするのではなく、高知県民の代表として国と地方の抜本的な税制改革を訴え、自主財源の増大に努力することです。
日ごろから官僚あがりのあなたの面白くない、当たり前の発言にはうんざりしています。このままでは若いだけで何もできない知事として一期4年で終わることになりますよ。しっかりしなさい。

※尾崎(おざき)の「崎」が違っていますが、問題があるためこのまま使用します。

 
暫定税率 その2
 2008・1・25
 新聞によると揮発油税など道路特定財源の暫定税率維持を求める全国の都道府県議会議員ら約500人が23日都内に集結し、総決起集会を開いたようだ。
しかし、内容を読ませていただくと税制問題に言及が無く、ただ単に「自分たちに入るお金が減る」から暫定税率維持という意見である。
地方自治のチェック機能を担当する議員諸氏にしてはあまりになさけない発想と気概の無さである。地方議会議員なら地域の代表としての責任と自覚を持って、抜本的な地方への税の移譲問題にまで論議を進めて欲しい。今、地方が元気が無い原因の一因はこのような情けない議員諸君にあるのかもしれない。このままでは、『暫定税率維持は地方のため』との政府の世論操作に乗ることになる。
 
暫定税率は地方のため?
 2008・1・24
 道路特定財源の暫定税率問題であるが、どうも最近暫定税率は地方のためであるかのような問題のすり替えがなされている。
そもそも、暫定税率は道路整備を急ぐため、本来の税率より高い税率を暫定的に課すというものである。以前論議された一般財源化は論外であるし、日本語の「暫定」という意味すら理解していない。
もし、暫定税率から地方に回す分が減り地方が成り立たないなら、それは根本的な税制の問題であり、それを看過してきた政治家と官僚の責任である。
地方の立場から言わせていただくが、地方のドライバーは同じように自動車税・重量税・ガソリン税などを負担しながら道路環境は劣悪である。ろくな道路整備もしないくせに暫定税率があたかも地方のためであるかのような問題のすり替えは止めていただきたい。
 
船場吉兆 その3
 2008・1・23
 ニュースによると民事再生手続き中の高級料亭「船場吉兆」が22日、本店の営業を再開させた。一連の偽装発覚を受けて昨年11月18日に営業を自粛してから約2カ月ぶりだ。湯木佐知子社長(70)が本店前に姿を見せ、「大変ご迷惑をおかけしました。今後ともよろしくお願いいたします」と深々と頭を下げたらしい。
しかし、旧経営陣が総退陣した中、企業の再生に一番ふさわしくない方が社長に就任したものだ。言うまでも無く、例のひそひそ指示会見で世間のひんしゅくをかった、佐知子女将のことである。お年寄りが元気で働くことは心身の健康に良いし、日本に活力を与えると思う。ただおの女将は、お年によるものなのか、彼女のパーソナリティなのか解らないが、世間のことが見えていないようだ。また彼女の周りにも意見する方がいなかったということだろうか。
何れにしても「船場吉兆」の再建は厳しいといわざるを得ない。
 
薬害C型肝炎
 2008・1・22
 薬害C型肝炎集団訴訟の原告団と弁護団は15日午後、国との和解内容について取り決めた基本合意書に調印した。基本合意に達したことは喜ばしいことであるが、忘れてはいけないことは、薬害によるC型肝炎以外のC型肝炎患者の存在である。C型肝炎と同じようにウィルスの存在が認知されていない期間に輸血を受け感染したC型肝炎患者である。数の上からは薬害によるC型肝炎患者をはるかに上回る。
国による抜本的な肝炎患者の救済措置を望むものである。
 
調査捕鯨と環境保護団体
 2008・1・21
 日本の調査捕鯨船団が環境保護団体に「体当たり攻撃」される姿には恐怖さえ感じる。単純な疑問だが、なぜ鯨のために人が争わなければならないのか。たとえ国は違っても人同士なら、なぜ話し合いで解決できないのか?
人なら意見や主張が違っても、相手の意見も聞き、ゆずるべき所はゆずる姿勢も大切だ。特に欧米人は自分たちの価値観を他者に押し付ける傾向がある。捕鯨は日本古来からの日本の文化であることに理解を示して欲しいと思う。
一部の環境保護団体には、その過激な行動の元になっている利己主義や協調性の欠如が地球環境を悪化させている原因と同じものであることを認識してもらいたいと感じる。
 
障害者自立支援法
 2008・1・18
 ある調査によると「障害者自立支援法」が施行されてから約6割の障害者が生活が苦しくなったとの回答をしたそうである。その中で、通所施設を利用されている方が今までは所得により利用料が決定されていたが、同法施行後は一律1割負担になり、施設で作業等の労働をしても実質的な賃金が下がったというのである。「なぜ働くのに利用料を払わなければならないのか?」という意見であった。
私自身は、施設を利用したことが無いので見識不足かもしれないが、そもそもサービスを受ける施設と労働をする施設が同じであるのが不思議である。シルバーのディサービスとシルバー人材センターのように、職業訓練や作業療法など一部の例外を除きサービスを受ける施設と労働をする施設は切り離すべきである。政府には障害者の一層の社会参加と社会的自立を促す政策を望むものである。
 
再生医療
 2008・1・17
 世界で初めて人工多能性幹細胞(iPS細胞)をつくることに成功した京都大学再生医科学研究所の山中教授らが参加した特別シンポジウムが先月、京都市下京区で開かれた。講演で山中教授は国際的競争に勝ち抜くため、「iPS細胞研究のコンソーシアム(共同事業体)をつくって可能な限り連携を密にすべきだ」と提案した。
現在の臓器移植医療には「人の死によってはじめて生が成り立つ」など根本的な問題や拒絶反応など医学的な問題もある。最終的には臓器移植から人工多能性幹細胞による再生医療に向かうべきであることは間違いない。この分野で日本が世界をリードするために政府及び関係者には統合的な研究体制の構築を望む。
 
新しい家族
 2008・1・16
 我が家に新しい家族が一匹加わった。ボーダーコリーの「ハリー」という。生後二ヶ月でとにかくやんちゃ坊主である。
今年の5月に以前飼っていたゴールデンの「ジョン」が無くなり、しばらく飼う気がしなかったが、妻も私も犬好きであり、また別れのつらい思いをすることを覚悟の上で子犬を飼い始めた。
ジョンとの別れはかなりつらい体験であった。最後はもう意識が無く痙攣を繰り返していた。そんな彼が分かれの前日、今まで意識がなかったが、夜中にちょこんと伏せて意識のある普段の目で私をじっと見ていた。そんなに長い時間でなかったが、私には彼が最後の別れを告げていたように感じた。
これから新しい家族の「ハリー」と同じ時間を過ごすが、「ジョン」と過ごした時間も忘れないようにしたい。
 
成人式
 2008・1・15
 13日は成人式で私の長男も帰省し式に出席した。自分の息子が成人式に出席するなどということは若い頃は想像もできなかったが、時のたつのはずいぶんと早いものだと実感させられる。
息子に聞いた話では本市の場合、式の時間は30分ぐらいで市長・議長をはじめ来賓の方々のあいさつだけであったようだ。成人式では各地でトラブルも起きているのが、本市では、奇抜な格好の者はいたがおおむねおとなしく話を聞いていたようだ。式の内容についてであるが、せっかくの成人式なのであるから祝辞だけでなく思い出に残るようなイベントもやっていただきたかったと感じる。お祭りなどは、自治体なのかイベント企画会社だかわからないように力を入れるのだから、成人式にも力を入れて欲しい。
 
ハニカミ王子がプロ宣言
 2008・1・14
 ハニカミ王子こと石川遼選手がプロ宣言をした。
印象に残ったのは、彼の父親のコメントであった。「トンビがタカを産んだのではなく、トンビがトンビを生んだのです。そのトンビがタカになろうと・・・」個人的にはゴルフのことはあまりわからないが、石川選手の好青年(?少年)ぶりには注目していた。この親にしてこの子供と思わず納得させられるコメントであった。精進の大切さを説くとともに、これからプロの厳しい世界へ羽ばたく子供へのエールでもあると思う。
昨年は、沢尻エリカ・朝青龍・亀田家など若く才能はありながら、社会性を身に付けていない者が目立った。石川選手の父親のコメントを聞いていると、あらためて自分も子供の父親として、子供に高度な社会性を身に付けさせることが大切であると認識させられた。最後に石川選手のプロでの活躍を期待する。
 

空の安全 その2
 2008・1・11
 大阪空港や関西空港で相次いだ、管制官の許可なく航空機が横切るなどの滑走路の誤進入を未然に防ぐため、国土交通省は空港内の航空機の位置を管制官が正確に把握できる地上監視システムを2010年を目標に羽田、成田の両空港に導入することを決めたらしい。
以前ブログで指摘したように、現在の管制システムは旧態依然の無線による音声管制である。今回、空港内だけであるが新システムの設置が決まったことは良いことである。しかし、空港周辺や航路の安全をより高めるため音声無線に頼らない新システムの開発・設置を政府・航空業界一体になって積極的に進めて欲しいと願うものである。
 
命のつりあい
 2008・1・10
 福岡市で2006年8月に起きた飲酒運転3児死亡事故で、危険運転致死傷罪などに問われた元同市職員今林被告の判決公判が8日、福岡地裁であった。裁判長は同罪の成立を否定、業務上過失致死傷と道交法違反(酒気帯び運転など)を適用し、業務上過失致死傷罪の併合罪の最高刑にあたる懲役7年6月を言い渡した。
法律家はおおむね予想した通りの判決であるかのような論評が多かったが、個人的には飲酒運転で幼い3人の未来を奪い、現場から逃走を計り、さらに飲酒の証拠隠滅まで計った犯人の判決がこれだけかと憤りを感じてしまう。人の命はこんなにも軽いのかと、情けない気持ちになる。
通常の交通事故は、誰でも加害者・被害者になる可能性があるものであるが、この事故(犯罪)は飲酒運転という自己の責任に由来するものだ。危険運転致死傷罪の適用で事故時飲酒の影響が何%などと数値化するのは、個人差もあり不可能であると感じる。であるならば、ある程度の飲酒運転で死傷事故を起こせば危険運転致死傷罪というように法改正をする必要があると感じる。罪と罰を私が決めることはできないが、懲役7年6月では3人がかわいそうである。
 
年始暴走族
 2008・1・9
 今年もお正月恒例になった暴走族が国道を爆音をたてて走行していた。最近は取締りがきついためか大きな集団はいなく、せいぜい4・5台で走行しているのを良く見るようになった。
騒音を撒き散らし、危険な運転をする彼らの行為は決して許されることではない。しかし、考えてみると彼らも暴走という手段で自己を表現しているのではないか。勉強でも仕事でも人生に目標を持ち、それにまい進している者は大変幸せである。暴走という手段でしか表現できない彼らもかわいそうな存在である。若者の無軌道ぶりが論じされるようになって久しいが、この国自体が未来に希望を持てるようになれば、暴走族も含めて無軌道な若者は減少するのではないかと感じる。
 
お正月番組
 2008・1・8
 今年のお正月はテレビを見る機会が多くいろいろ見たのだが、「バラエティ番組」が多すぎるように感じた。別にバラエティを否定するわけではないが、バランスの問題であると感じる。各放送局は民放を含めて、文化的な素地を築く責務があると思うが、バラエティだけでは文化的な素地は育たない。
各放送局にお願いしたいのは、安易に視聴率だけを考えず、各ジャンルの番組をバランスよく放送していただきたい。
 
年末恒例?
 2008・1・7
 昨年も年末恒例の怪しげな物売りがやってきた。最近はほとんど毎年のように年末のあわただしい中くるようになった。以前は「障害者や世界の恵まれない子供たちに・・・・寄付を・・」であったが、最近は手口を換え「障害者が一生懸命作りました・・です。買ってください。」と市価の10倍から100倍のふきんや靴下などを売りつけようとする。私自身、恵まれない人たちに寄付することや障害者の自立に貢献することは全く異存が無いが、年末恒例の彼らは、こちらの質問にマニュアル的な怪しげな受け答えや一方的で会話が成り立たないことや中国から着ましたという明らかに日本人など怪しすぎるので一度もお金を払ったことは無い。
寄付は私たちの地区は自分たちが支払う区費の中から日赤にまとめて寄付しているし、どうせ善意のお金を使うならきちんとした組織に寄付したいと思う。
 
迷彩服
 2007・12・28
 先日、迷彩服を着た道路作業員の方が道端で作業をしている光景を見た。迷彩服とは元々軍隊で敵から見つかりにくくするため周囲の景色に溶け込むように彩色された服であるが、迷彩服にも周囲の風景に対応して市街戦用・ジャングル戦用など種類がある。市街地でジャングル戦用の迷彩服を着れば逆に目立つのだが、その作業員の方は、道路端で市街戦用の迷彩服を着ていたため迷彩服が本来の機能を発揮しドライバーの目からも発見を遅らせていた。道路端で作業をするならもう少し配慮して欲しいものである。
お年寄りが巻き込まれる交通事故が頻発しているが、お年よりは目立たない暗い色の服を好んで着用することが要因の一つといわれている。ドライバーが安全運転を心がけなければいけないのはもちろんであるが、歩行者側にも事故に遇わないような配慮が求められる。
 
ふるさと納税について一言
 2007・12・27
「ふるさと納税」についての論議が進んでいる。納税対象として自分の出身地の自治体に納税、また自分の希望する自治体に納税(寄付)するなど色々な案が出ている。
都市と地方の税収の問題などを解決する手段として「ふるさと納税」について基本的に賛成である。地方は子供に税金で教育し、その子が働く年代になると都会に出て、そこで納税している現状を考えると有効な手法である。ただ自分の希望する自治体に納税可能となると、少々問題がある。各自治体は「ふるさと納税」欲しさに躍起になり、基本的な住民サービスがおろそかになる恐れがある。今でも県内の自治体の中には、自治体なのかイベント企画会社なのか解らないような自治体もある。
「ふるさと納税」の「ふるさと」の定義は慎重にしていただきたいと同時に、各自治体は「ふるさと納税」に振り回されること無く、住民基本サービスの充実をお願いしたい。
 
警察あっぱれ
 2007・12・26
 大阪府茨木市内の民家に下着を投げ入れたとして、廃棄物処理法違反罪で起訴された男が、1994年1月、大阪・梅田のホテルで当時26歳の女性が殺害された事件に関与した疑いが強まり、府警は強盗殺人容疑で男の逮捕状を取ったそうだ。殺人現場の遺留物から検出されたDNAが、下着に付いていた男の型と一致、25日に再逮捕し、動機や経緯を追及するそうだ。久々に警察のあっぱれである。今回の事件でも犯人のDNAが決め手になったが、DNAは個人を特定する手段として非常に有効であり犯罪捜査には無くてはならないものである。警察にはDNAのデーターベース化を積極的に進めて欲しいと願う。他者に関する無関心や個人情報に関する意識の高まりで犯罪捜査も難しいように感じるが、安全・安心は生活の最も基本的な部分であるので警察にはぜひともがんばってもらいたい。
 
韓国大統領選
 2007・12・25
 お隣の韓国大統領選で経済界出身の前ソウル市長・李明博(イ・ミョンバク)氏が当選した。10年ぶりの保守政権の復活で日本の大方の意見は好意的に捉えている。
特に日本が気になるのは拉致問題とも絡み、南北問題である。前政権が北朝鮮に譲歩しすぎたとの批判は韓国民の中でもくすぶり続けている。日本にとっても、韓国大統領が変わるこの時期は竹島の領有問題を含む日韓問題、拉致を含めた日朝問題の解決を進展させるチャンスである。
 
薬害肝炎訴訟
 2007・12・24
 薬害肝炎訴訟で政府は血液製剤の投与時期により国の責任を一部認め条件付きの全員救済案を提示した。全面解決を目指した大阪高裁の趣旨に沿った判断であろうと思う。原告団は拒否の姿勢を示しているが、個人的にはこの政府案が落としどころではないかと感じる。
C型肝炎ウィルスが発見されたのは確か89年だっとと記憶しているが、学問の進歩(時期)によって新たな脅威が発見されたわけであるから、国の責任の時期を定めるのは適切である。もし、薬に対して国の無限責任を認めるなら、先進国の中でも大変遅い新薬の承認はさらに遅延するであろう。それによって不利益を受けるのは国民である。
 

 

 

 
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