障害者のための国際シンボルマーク

マイセルフネットワーク(通称:マイセルフ)は高知県西部に誕生した、「障害者」と「高齢者」を中心とした、ネットワークグループです。マイセルフネットワークでは、パソコンを活用した「自立」と「社会参加」を目的とした活動を行っています。
 
 
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事務局長の独り言 
このコーナーでは事務局長の私、中山が日々の出来事やニュースで気になったことを「吉田兼好」のようにつづります。
ここの記事は、私のブログサイトに掲載しているものを一部手直しして掲載しています。内容につきましては執筆時点の情報に基づいています。毎週月曜日更新予定。
   
これ以前の記事は、ミラーサイトの方に掲載しています。
ページ 4
ページ 3
ページ 2
ページ 1

ブログ(日記風サイト)を書くようになった気のついたことですが、一週間もするとだんだんネタが無くなってきます。そのおかげでネタ探し(?)のためテレビニュースや新聞をよく見るようになり報道された記事に対し自分なりの意見を持つようになりました。また日常の中でのちょっとしたこともネタにならないかと関心を持つようになりました。
普段では何気なく見逃してしまうことにも関心を持てるようになったのはブログ効果でしょうか。
ブログ(日記風サイト)は簡単に、しかも無料で始めることができます。特別なホームページ作成の知識も必要ありません。デザインもあらかじめ用意されているものから、自分の好みなどに合ったものを選択し、あとは記事を書くだけ。

これからブログ(日記風サイト)を始めようと考えている方のために、メジャーなブログサイトを紹介しておきます。(無料会員登録が必要です。)

YAHOOブログ 国内でもっともメジャーな検索サイトYAHOOのブログです。
楽天ブログ 楽天のブログです。アクセスが大変多いです。
Seeassブログ デザインの自由度が高いブログサイトです。
 
それでは、「事務局長の独り言」をお楽しみください。
索     引
 
超感覚?   迷惑電話 その3
今年の世相を表す漢字   好きではない隣国、韓国がトップ
長崎・散弾銃乱射事件   菊間アナ
船場吉兆 その2   隣人に撃たれ死傷
吉野家のアルバイト店員2人処分について   独島はOK、竹島はNG、不適切なXbox
ソーラー発電   国際学力調査
日本株式会社の復活   身内による凶悪犯罪
石油製品の値上げ   香川3人不明とマスコミ報道
マックよ、お前もか   高知県知事選
黒猫の日   星野奈津子と香川の祖母、孫、行方不明事件
入国時の指紋採取   凶悪犯罪
船場吉兆   迷惑電話 その2 電話番号改ざん防止のお願い
迷惑電話   全盲の患者公園に置き去り
自殺   インクカートリッジ訴訟
クリーンデー   高齢者の交通事故
高知県知事選   ペットと生活リズム
バリアフリーがバリア?   民主党・小沢代表
食の安全・安心   F2支援戦闘機
シニアドライバー   あっぱれ
全国学力テスト   亀田家 その3
ドラマ・歌姫   空の安全
浜松の病院、うわさ拡大し未収金5770万円   日切地藏さん
四万十川ウルトラマラソン   死亡ひき逃げ事件 
亀田家 その2   デリカシー
亀田家と躾(しつけ)   紅白歌合戦とDJ OZMA
神田うの6億円の披露宴   騒音裁判
いのちの輝きSP   ジャーナリスト
沢尻エリカ その2   20世紀最大の発明?
ミャンマー   沢尻エリカ
沖縄集団自決問題   角界と自浄作用
福田康夫内閣   死刑執行
暴走族の集会規制と憲法   言葉面
地球温暖化   日本の国土と自然災害
すずめの井戸端会議   総裁選と消費税
ワニ騒動   政治の世界
 
超感覚?
 2007・12・21
 最近、若い頃は全く興味も見向きもしなかった、庭いじりや自宅周りの草刈を身体的にできる範囲でするようになった。最初はいやでたまらなかったが、時間が経つにつれて自分の気持ちが変化してきているのを感じられる。
きれいになった庭や草を刈って光が当たるようになった土がうれしそうに語りかけてくるような気がする。妻に話すと笑われたが、50近くになってこんな感覚を身につけることができたのかと勝手に納得している。
 
迷惑電話 その3
 2007・12・20
 先日、大変悪質な迷惑電話があった。長男は現在県外の大学に行っているが、長男の卒業した高校の事務員を名乗り年配の女性の声で、事務然とした口調で「○○学園の事務の田中ですが、卒業名簿の整理をしていますので、お子様の現住所を教えてください。」私は教えようとアドレス帳を見ようとしたが、何か引っかかるものがあった。○○学園の複数の事務員と話したことがあるが、この学園の事務員は、あまり事務然とした雰囲気ではなかったように記憶している。そこで失礼かとは思ったが、このようなご時世なので、「こちらから○○学園の事務の田中さんにかけ直します。」と告げると、明らかに田中さん(おそらく偽名)はあわてた様子で、いろいろ言い訳して、また時間を変えてかけ直しますとのこと。この時点で迷惑電話との確信にいたり、き然と「こちらから○○学園に電話を入れます。」言うと電話は切られた。
念のため、○○学園に電話を入れ、事情を説明するとやはり迷惑電話であった。身分を詐称したこのような迷惑電話は大変悪質極まりない。
最近我が家に迷惑電話が多くなったのは、おそらく長男が二十歳になったため法律的に能力者になり各種の契約が一人で行えるためと思われる。そのため、友人を騙ったり、学校の事務員を騙ったりして現住所や電話番号を聞き出そうとするのである。
二十歳になったお子さんを持ちの父兄の方や、ご自身が二十歳になった方はご家族全体で気をつけるようにしてください。

最後に「○○学園の事務員の田中」を名乗るあなたへ
いい年をしてこのような詐欺まがいなことをするのはやめなさい。きちんとした電話のビジネスマナーも身に着けているあなたなら、まともな仕事もできますよ。
あれから子供にすぐ連絡を取って、子供が全ての友人にこの事件のメールを出し、注意を喚起したので○○学園の卒業生の父兄はなかなかかかりませんよ。

 
今年の世相を表す漢字
 2007・12・19
 財団法人日本漢字能力検定協会の、その年の世相を表す漢字に「偽」が選ばれた。原材料や産地の偽装やラベルの偽装、そして中国の偽物等々今年ほど食に対する安全・信頼が揺らいだ年は無かったであろう。
個人的に今年の世相を表す漢字を選ぶとしたら、「正」である。前述の「偽」や凶悪犯罪、消えた年金問題など不正義な事件が目立った。来年こそは良い年になって欲しいという期待と大人の一人として正しい世の中を創らなければならないという思いを込めて、個人的には「正」を選ぶ。
 
好きではない隣国、韓国がトップ
 2007・12・18
 10日付の中国紙、国際先駆導報によると、同紙などがインターネット上で「隣国の印象」についてアンケートした結果「あまり好きではない国」のトップは韓国(40・1%)で、2位は日本(30・2%)だった。
「最も好きな国」のトップはパキスタン(28・0%)だが、日本(13・2%)もロシアに次いで3位。
意外だったのは、好きでない国のトップが韓国であったことと、日本が最も好きな国の3位に入っている点である。日中間には不幸な過去の歴史があるが、日本は双方の設問で上位に入り、中国にとって関心の高い国というこであろうか。
 
長崎・散弾銃乱射事件
 2007・12・17
 長崎県佐世保市の散弾銃乱射で8人が死傷した事件で、馬込容疑者宅の近所に住む会社役員の男性が同容疑者の普段の言動から散弾銃所持を問題視し、県警に相談していたらしい。県警は「銃刀法に基づき審査しており、適切な許可だった」と説明している。
以前のブログにも書いたが、現在の公安委員会の審査には大変問題がある。もちろん猟銃は有害鳥獣を駆除するために、技術の伝承を考えるとかなりのハンターも必要であることは間違いない。「武器は手の延長、手は心の延長」という言葉がある。その武器を持つ人の「心」を銃を持つのにふさわしいか審査する関係法に問題があるということである。圧倒的多数の善良な銃所持者には大変申し訳ないが、銃刀法の改正と関係機関が連携できるような法整備をお願いするとともに、二度とこのような悲劇が起こらないことを願う。
 
菊間アナ
 2007・12・14
 フジテレビの菊間アナウンサーが同局を退社し司法試験を目指すらしい。
菊間アナといえば波乱のアナウンサー生活だった。数々の人気番組に出演し、キャリアを積んだ。一方で「めざましテレビ」で、避難器具の体験リポートをしている最中にマンション5階から転落し、骨折で全治3カ月の重傷を負うアクシデントがあった。
その後も同局の看板アナとして活躍していたが、05年7月に仙台市内で未成年タレントと飲酒していたことが発覚し減給と事実上の謹慎処分が下された。その後、テレビで見ることもめっきり少なくなっていた。厳しい環境の中で自分自身を見つめなおしたのか、今後は司法試験を目指すということなので彼女の健闘を祈りたいと思う。
 
船場吉兆 その2
 2007・12・13
 高級料亭吉兆グループの「船場吉兆」の牛肉産地偽装表示事件で同社が10日、産地偽装を認識しながら放置したとして、関与を認める改善報告書を農林水産省近畿農政局に提出し、記者会見に和服姿で臨んだ女将の佐知子取締役は「食品の安全に対する信頼を裏切ったことを深くおわびします」と頭を机にこすりつけて謝罪した。偽装をパート従業員や仕入先に責任転嫁した事実と会社ぐるみの偽装であったことを認め謝罪した形である。普段ならお年寄りが記者会見で涙ながらに謝罪する光景を目にすると同情するのだが、涙ぐみ謝罪する一方で息子が記者から質問された際に、マイクに音声を拾われていることに気付かず、あれこれと自分たちの都合の良い言い方を指示する姿は、醜さを通り過ぎてこっけいであった。
以前、破綻した証券会社社長が記者会見で「従業員は悪くありません。悪いのは全て私です。」と涙ながらに従業員の再雇用を訴えていた光景には感動した思いがある。
企業(法人)といえども個人の集まりである以上、最終的に個人の「人格」「品性」が問われる。今回の記者会見は経営者としての人格・品格を象徴するような会見であった。
 
隣人に撃たれ死傷
 2007・12・12
 9日高知県津野町で、隣に住む男に猟銃で撃たれ二人が死傷するという事件が起こった。猟銃に関する事件が起こる度に問題になるのが、「なぜ犯罪を起こすような人間に銃の所持を許可したか?」である。私自身も体が元気なときに父親の猟銃を譲り受けるために所持免許を取得したことがある。当時も猟銃による犯罪が頻発し、免許取得が難しいと聞いていたが、実際に取得して見ると大変簡単に銃を所持することができた。免許試験は、自動車の運転免許レベルであるし、身辺調査も担当官と「借金はありますか?」「ありません」の会話だけのように記憶している。手続きは煩雑であったが、とにかく拍子抜けするくらい簡単に猟銃を所持することができた。
一度所持してしまえば、後は年に一度、警察署で銃の点検を受けるぐらいで、所持者に対するチェックは特に無かったように思う。今回の事件の犯人はアルコール依存症で酒が入ると普段から粗暴な人物であったとの報道もある。
銃の必要・不必要の論議はともかく、個人情報との兼ね合いもあるだろうが、関係機関が情報を共有し、銃の所持者には取得時の徹底した身辺調査と、定期的な人物チェックをお願いしたい。
 
吉野家のアルバイト店員2人処分について
 2007・12・11
 インターネットの動画投稿サイトに、豚丼の肉をあふれるほどに山盛りにし、「テラ豚丼」とする映像を掲載したことが分かり、吉野家は5日、社の信用を傷つけたとして、関西地方のアルバイト店員2人を処分した。問題の映像はテレビで放映されたが、制服を着た店員が店内でどんぶりからこぼれるほどに豚肉を山盛りにしていく様子が映されていた。
悪ふざけがすぎたということなのだろうが、香川・坂出市の祖母・孫の殺人事件で特定の人物を犯人と特定した内容のブログを発表した女優のように、ここでも当事者たちは「公開」という意味を理解していない。もしくは、自己の起こした行為がどのような結果をもたらすかの「想像力」に欠けているといわざるを得ない。このように「想像力」の不足と最近の学力傾向・単純な計算はできても応用力不足と無関係ではないように感じる。文部科学省には一考していただきたい。
 
独島はOK、竹島はNG、不適切なXbox
 2007・12・10
 マイクロソフトの家庭用ゲーム機「Xbox」で自分のプロフィールを作ろうとした場合、住所が「独島」の場合は認められ、「竹島」にすると「不適切な表現」というエラーメッセージが出ることがわかったそうだ。
いうまでもなく、竹島は日本国の領土であり、韓国が独島と称し今日まで不法に占拠しているのである。竹島が日本国の領土であるという詳しい根拠は割愛するが、そのことを一番わかっているのは、韓国政府である。国際問題になることをひどく嫌う韓国政府の態度からも明らかである。
マイクロソフトは謝罪と修正を表明したが、日韓の問題には中立を貫いて二度と立ち入らないことを望むと同時に、竹島が一日も早く正常になることを望むものである。
 
ソーラー発電
 2007・12・7
 先日、既存住宅向けのソーラー発電システムの話を営業担当者から伺った。
導入するかどうか少々悩んだが、結局今回は見送ることになった。ソーラー発電が環境に良いこと、電気代が減り売電によっていくらかの利益を得ることができることなどは十分理解できるが、導入への最大のネックはやはりコストだ。どう計算しても15年では元が取れないし、元を取るのに20〜30年かかるようでは、高価な買い物だけに躊躇してしまう。ソーラー発電の普及には、今以上の発電効率のアップとコストダウンと政策的な補助金をお願いしたい。何年後になるかわからないが今以上に条件が良くなればもう一度導入を検討したい。
 
国際学力調査
 2007・12・6
 経済協力開発機構は4日、57カ国・地域で約40万人の15歳男女(日本では高1)が参加した国際学力テスト「学習到達度調査」の06年実施結果を発表した。学力テストで、日本は数学的活用力が前回(03年)の6位から10位となり、2位から6位に下げた科学的活用力と併せ大幅に低下した。また、理科学習に関するアンケートで関心・意欲を示す指標などが最下位になり、理科学習に極めて消極的な高校生の実態が初めて明らかになった。自他共に認める理系人間の自分としてはさびしい限りである。マスコミや識者は「ゆとり教育」の弊害との論調をしているが、確かに「ゆとり教育」も原因の一部ではあろうが、最近のおガカキャラタレントの台頭や、恥の文化の消滅と合わせて考えると一番の問題は、勉強・教育が「権利」から「義務」へ、「義務」から「半強制」となり、学習意欲が低下したことによるのではないかと感じる。「学問」の喜びを感じさせるとともに、「常識」ができないことに「恥」を感じる感性を涵養させることが必要であると感じる。
 
日本株式会社の復活
 2007・12・5
 新聞によると、人の皮膚から万能細胞の一種「人工多能性幹細胞」を作成した京都大学再生医科学研究所の山中教授に対し、政府の研究支援体制が異例の速さで動き出したということだ。世界の最先端の研究分野で当然競争は激しいと想像できる。そこに政府の支援が早急に決定されたことは大変喜ばしいことだ。
かつて、「日本株式会社」という言葉があった。官民あげての開発・販売をエコノミックアニマルとともに海外から揶揄された言葉であった。技術開発競争の激化や商品のライフサイクルが短くなった今日、技術立国として21世紀の世界をリードするために国家戦略としてかつてのような「日本株式会社」の復活を望むものである。
 
身内による凶悪犯罪
 2007・12・4
 鹿児島市の夫婦が行方不明になっている事件で、鹿児島県警は2日夜、夫婦と同居している二男を死体遺棄の疑いで緊急逮捕した。また坂出市では妹の夫による幼い子供二人を含む三人を殺害遺棄する事件も起きたばかりだ。なにか最近身内による凶悪犯罪が多いように感じる。身内なだけに、他人には解らない愛憎があるのかもしれないが、家族や親戚・身内に対する意識自体が変化しているのかもしれない。しかしどうしても理解できないのは、いかに巻き添えとはいえ幼い子供をも刺殺するという残忍さだ。なぜ、人は人に対してこんなにも残酷になれるものかと考えてしまう。
 
石油製品の値上げ
 2007・12・3
 石油元売り大手は29日、12月から石油製品の卸価格を値上げすると発表した。10月から3カ月連続の値上げとなり、レギュラーガソリンの小売価格は過去最高値の更新が確実な情勢のようである。
最近の原油価格の上昇は承知しているが、個人的には、円高を考えると石油製品の値上げにはどうにも納得できない。石油業界のことは門外漢なので的外れかもしれないが、原油はドル決済のはずなので円高になれば当然、石油製品の卸価格は下がらなくてはいけない。もし、為替相場が即価格に反映できないシステムであれば、円高の時に備蓄量を増やすとか、石油製品にかかる税率を一時的に低くして国民に負担のかからないような経営・政策を実行していただきたいと切に望む。
 
香川3人不明とマスコミ報道
 2007・11・30
 香川3人不明事件は容疑者が逮捕されたが、今回の事件に関してマスコミ報道は色々問題があったと感じる。謎が多い事件で、当初からマスコミは顔見知り、身内の犯行との見方を示し、リポーターやアナウンサーの言葉の端はしにもそれは感じられた。また、元警察関係者による推理をあたかも事実のように報道し、結論を急ぐ態度には嫌悪感を感じるほどであった。どこかの女優がブログで容疑者でもない人間を容疑者と特定するようなお粗末な事件まで起こった。
マスコミはあくまで報道機関として、自己の主観を交えず客観的な事実を報道することに努めて欲しい。
 
マックよ、お前もか
 2007・11・29
 日本マクドナルドは、都内の4店舗を運営するフランチャイズ会社が、賞味期限切れの原材料を使用した食品衛生法違反の疑いがあると発表した。さらにこれらの店舗の一部で調理日時を表示するシールを張り替える不正があったとも発表した。
マクドナルドといえば、言うまでも無く世界的なファーストフード企業で、世界的に安心して食べられるというイメージがあったが、神話はもろくも崩れてしまった。個人的には一連の食の安全・安心に関する事件の中で一番ショックを受けたのが今回の事件である。特に違和感を受けたのが、日本マクドナルドの社長が会見で調理日時のシールの不正を、法律違反ではない(法律では表示義務は無い)点を強調していたことだ。調理日時の不正は、たとえ法律違反で無かろうと、消費者に対する最大の裏切りではないだろうか。日本マクドナルドには猛省をしていただきたい。
 
高知県知事選
 2007・11・28
 先日、高知県知事選が行われた。私自身もそうであったが、県民の関心は極めて低く投票率は過去最低となった。県民の関心が低い原因として、新人4名が立候補したが、いずれの候補者も小粒で、内1名は共産党以外が推薦し目だった政策論争も無いように思えた。まさに地方の衰退、疲弊を象徴するような候補者、選挙であったと感じる。
今、地方に必要なのは、批判的な意見もあろうが県のトップセールスマンとして活躍してくれる宮崎県の東国原知事のような人かもしれない。
幸い今度知事になられた、尾崎氏は全国で一番若いということなので、彼の「若さ」が良い方向に向かうことに期待したい。
 
黒猫の日
 2007・11・27
 イタリアでは17日、動物愛護団体が主体となって「黒猫の日」のイベントが開かれたそうだ。かつて「黒猫は悪魔の手先」などとされていたイタリアではそれが極端で、「黒猫は縁起が悪い」という迷信を信じる市民によって黒猫の殺害が横行し動物愛護団体によると、同国内では昨年1年間に推定6万匹の黒猫が殺害されたという。
どちらかというと、自分は犬派で猫派ではないが猫もかわいい。日本でもそうだが毛の色だけで差別されるとはいかにもかわいそうな話である。我が家にも犬がいなくなってから毎晩のように猫が遊びに来る。今来る猫はゴミを荒らしたり悪いことをしないので、「チリン、チリン」という鈴の音がすると、「また、猫が来た。」と妻と顔を見合わせ、何か少し癒された気がする。
 
星野奈津子と香川の祖母、孫、行方不明事件
 2007・11・26
 女優の星野奈津子が、自身の公式ブログで香川の祖母、孫、行方不明事件に関して犯人を特定するような不適切な表現を書き込んだとして1年間の活動停止処分を受けた。最近家族でこの事件についてよく話題に登っていたということだが、素人探偵を気取って犯人を詮索するのはOKである。またその話題を家族で話すのもOKである。しかし、「公開」されているブログで容疑者が逮捕されていない時点で特定の人物を犯人とするのはNGである。
考えて見ると、最近、沢尻エリカにしてもそうだが、「公私」の区別がつかない人が増えたように思える。言い換えれば、十分な「社会性」を身に着けていない人が増えたように思える。言うまでも無く「社会性」は、生まれたときから身についているものでなく、教育と経験によって身につくものである。「家庭」と「学校」の教育の能力が低下し、特に家庭の教育能力が低下すると、このように十分な社会性を身に付けないまま社会に巣立つ若者が増えてくることになる。
 
入国時の指紋採取
 2007・11・23
 日本に入国する外国人の方々に対して上陸審査の際、11月から指紋採取と顔写真の提供が義務づけられた。導入反対派はもちろんいるが、個人的にはテロ防止や犯罪者の入国防止に大変有効な制度であるといえる。外国人の方には入国の際、多少のご不便をおかけするのは事実だが、導入後、過去に強制退去処分を受けた者の偽物パスポートでの入国を阻止できている。近年、外国人の凶悪犯罪が後を絶たない。犯罪者を国内に入国できないようにするためにも積極的に生体認証の制度の充実と精度のアップとあわせて、なるべくご不便をおかけしないようにスピードアップをお願いしたい。
 
凶悪犯罪
 2007・11・22
 最近、凶悪犯罪が後を絶たない。香川県坂出市の民家で祖母と孫2人が一夜にして姿を消した事件も謎が多い。3人の無事を願うだけであるが毎年、年末が近づくと思い出される凶悪事件がある。2000年12月30日から翌31日の未明にかけて、東京都世田谷区上祖師谷3丁目の会社員宅で、長女(当時8歳)や長男(当時6歳)を含む一家4人が惨殺された事件だ。この事件の犯人は今も捕まっていない。人は人に対してこうも残酷になれるものかと驚がくを感じる事件であるが、犯人が一日も早く捕まることを願う。
 
船場吉兆
 2007・11・21
 今年は色々食に関する安全・安心の問題が起きたが、個人的には高級料亭「吉兆」グループの船場吉兆による偽装表示事件が、発覚後の対応が一番悪質あると感じる。
「吉兆」は問題をパート従業員・仕入先などに責任転嫁する意図がありありである。時給いくらかで働くパート従業員が、自分にとっては何の利益も無い犯罪をする道理が無い。報道によると老舗の信用をバックに会社ぐるみで、長期間にわたって偽装表示を繰り返していたと判断せざるを得ない。人は時に間違いを犯すものであるが、その後の対応によって未来は変わってくるものである。船場吉兆のように、嘘に嘘を重ねていればこの企業に未来はないと感じる。
 
迷惑電話 その2 電話番号改ざん防止のお願い
 2007・11・20
 また今日も迷惑電話と思われるものがあった。あまり続くので少し調べて見ると、相手の電話番号は080−01XX−XXXXで実際には存在しない電話番号であった。なぜ判るかというと、080に続く二桁は10から99しかないからである。
これは発信電話番号の偽装が行われていると思われる。ネットで調べてみると発信電話番号の改ざんは可能であるようだ。各キャリアも対策は始めているようだが、キャリア間や異なる回線業者間の場合、対策が難しいようである。これも今日調べて判ったことだが、最近は発信電話番号を偽装して「110」からや自宅の電話番号等を表示させる「振り込め詐欺」が発生してるようである。「振り込め詐欺」は、もはや社会問題であり身内の情を利用した大変悪質な犯罪である。「振り込め詐欺」防止の為にも、各携帯電話業者・各固定電話業者は協力して発信電話番号改ざん防止に全力を傾けて欲しと強く願う。
 
迷惑電話
 2007・11・19
 最近迷惑電話と思われるものが続いている。途中で切られるため目的と意図は不明だが、長男の友達を装ってその都度違う人物からかかってくる。そもそも友達から自宅に電話があること自体おかしい。友人なら携帯の番号を知っているだろし、自宅にいなくて学生生活を送っていることは知っているだろう。
子供に確認させたが、高校の他の同級生の自宅にも同じような電話がかかっているので、おそらく高校の卒業名簿か父母会の名簿が流出したものと思われる。相手の意図が不明のため少々気持ちが悪いが、悪用する人間がいるので個人情報の管理には気をつけなければいけない。
 
全盲の患者公園に置き去り
 2007・11・16
 堺市北区の私立病院の職員が今年9月、糖尿病で入院していた全盲の男性患者を前妻に引取りを拒否されたためし、大阪市西成区の公園に置き去りにしていたことが分かった。全盲の患者を引取り先がないとはいえ、公園に置き去りにするとは言語道断である。しかしながら、病院職員の独断でやったということだが同情すべき点も多々ある。病状的に入院するほどでないが、面倒を看る人がいないためのいわゆる社会的入院が大変多い。これらも本来使われなくてすむ健康保険から巨額が支払われている。健康保険破綻、あるいは高額な健康保険料の一因にもなっている。この患者の場合は多額の入院費の未納(185万円)もあり、他にも病院とトラブルがあったという。元病院職員として私も入院費・治療費の未納には色々泣かされたが185万円というと大変高額な方である。
今回の事件は、個人の病院職員が起こした犯罪に近い行為と認識するが、問題の根底には今の日本が抱える医療行政と患者あるいは家族のモラルの低下がある。
 
自殺
 2007・11・15
 自殺者数は平成10年以降、9年連続で3万人超の高水準で推移し、その7割が男性で、特に45〜64歳の中高年男性が急増しているらしい。
痛ましい話であると同時に、あらためて3万人という、その人数の多さに驚きを感じる。人口当たりの自殺率では先進諸国の中で高い位置にある。白書では働き盛りの中高年男性の自殺者急増について、バブル崩壊といった経済的変化が強く影響していると分析しているが、「滅私奉仕」「腹きり」「神風特別攻撃隊」など日本特有の滅びの文化とも無関係ではあるまい。自殺防止への社会全体での取り組みが望まれる。
 
インクカートリッジ訴訟
 2007・11・14
 キヤノンのインクジェットプリンタの使用済みカートリッジにインクを詰め直した製品が自社の特許を侵害しているとして、キヤノンが同商品を輸入販売している業者を相手取って裁判でキャノン側の主張に沿った判決が出た。リサイクル品が特許侵害に当たるかどうかが焦点であったが、今回のインクジェットプリンタの使用済みカートリッジに関しては特許権を認めた形になった。特許権の法律的解釈は別にして、今回の裁判には色々な問題を含んでいる。リサイクル品に一切の特許権を認めないと、プリンターメーカの開発意欲を損なうし(最終的にユーザーが不利益を受ける)、過大に特許権を認めると環境にもメリットのあるリサイクルが進まない。
プリンターに関しては、プリンターを安く売り消耗品でコストを解消する今の業界のやり方にも問題があるが、プリンター業界自体でカートリッジのリサイクルに乗り出して欲しいと願うものである。
 
クリーンデー
 2007・11・13
 先日の日曜日子供と一緒に市のクリーンデーに参加した。地区の人たちと国道周辺のゴミを拾ったのであるが、私たちの地区周辺は比較的ゴミが少なかったように思える。少ないといっても中には空き缶やタバコの吸殻などが目立った。
これはお願いだが、タバコのポイ捨ては絶対にやめて欲しい。単にゴミの問題だけではなく、これから空気が乾燥し火事になる危険性があるからだ。私自身も愛煙家で、最近の行き過ぎた分煙には少々憤りを感じることもあるが、やはり喫煙者自身がマナーを向上させる必要を感じるクリーンデーであった。
 
高齢者の交通事故
 2007・11・12
 県内で高齢者がかかわる交通事故が相次いである。先日も高齢の方が運転する車が高齢の歩行者の方をひくという交通事故があった。被害者・加害者の二人の年齢を足せば160歳を超えていた。公共交通機関が発達していない高齢化が進む地方では、このようなことも決して珍しくないのが現実である。悲しいことに加齢に伴い判断力・反応時間ともに衰えてくるものである。もしどちらかが高齢者でなかったら事故は起きなかったかも知れない。私たちにできることは、シルバーマークを付けた車や高齢の歩行者の方にいつも以上に注意をすることだけである。社会全体で高齢者の事故防止の取り組みが必要である。
 
高知県知事選
 2007・11・9
 橋本知事がNHKを退局して高知県知事になって4期16年。今年知事を引退するが、知事選の立候補者の顔ぶれをみると、立候補者には悪いがいづれも小ぶりである。立候補の人数は高知知事選にしては多い4人の方が立候補されているが、経歴や人物像をみても橋本知事と比べると小粒といわざるをえない。地方の疲弊は人材面にも及んでいるのかと感じてしまう。橋本知事は、4期16年の間、後半はややお疲れの面も見えたが、一定の成果を実績として残してこられた。経済的・財政的に疲弊した高知県の次期知事に一番望むことは地方の活性化である。立候補者4人の顔ぶれを見るとあまり期待できそうもない。投票率が気になる。
 
ペットと生活リズム
 2007・11・8
 阪神大震災のときに生まれたペットの犬(オス)が亡くなって6ヶ月が経とうとしているが、どうにも生活リズムが狂って慣れない。
彼が元気なときは時間になれば散歩に行ったり、自宅で仕事をしているので休憩中は一緒に遊んだりと多くの時間をともに過ごしたものだ。最近では子供と過ごす時間より多かったように思う。
今でも時々彼がいつものようにその辺にいるような錯覚を受けるときがある。妻もそのようである。失ってみて分かるといえば彼に悪いが、彼の存在は家族にとって決して小さくなかったように思う。
 
バリアフリーがバリア?
 2007・11・7
 先日、病院の点字ブロックでつまずいている老人の方を見た。私も下肢に障害があるので点字ブロックの歩行時には注意をしてる。下肢に障害のある方や、高齢者の方にとっては点字ブロックはかなりのバリアになっているのが現実である。元気な方でもそうであるらしく、何度もつまづいているのを目撃したことがある。点字ブロックは言うまでも無く視覚障害者の方にとってバリアを無くすものである。しかしそれが新たなバリアを生み出すようではいけない。視覚障害者の方にとってバリアフリーになり他の方にバリアにならないような点字ブロックに変わるものを開発していただきたいと望むものである。
 
民主党・小沢代表
 2007・11・6
 民主党の小沢一郎代表は4日午後、党本部で緊急記者会見し、福田康夫首相との党首会談で協議された大連立構想が党内外に混乱を招いた責任を取り、代表を辞任する意向を表明した。
実際、福田首相の大連立申し込みにも驚いたが、小沢代表の辞任にも驚いた。このニュースを受けて街角でのインタビューを見ていると、小沢代表への批判的な意見が目立った。私の個人的な考えであるが、政治家の有権者への裏切りとは、公約をひるがえすことで、連立政権で公約の実現を図ろうとした小沢代表の考えは政治家として決して間違ってはいないと思う。現在の民主党で単独政権与党となった場合、信頼に足りる政党かは疑問である。ただ、これも個人的意見であるが、日本の近未来の政党政治の形としては二大政党制が最も望ましいと思う。
 
食の安全・安心
 2007・11・5
 今年ほど食の安全・安心が揺らいだ年は無い。中国産に始まり、ミートホープ・地鶏・赤福・etc・etcと後を絶たない。産地の偽装や原材料について一般消費者は確かめるすべが無い。表示を信用するしかないのであるが、その表示自体に信用がおけなくなっている。改めて思うと、報道されているのは氷山の一角で他にもこのような産地の偽装・原材料の偽装は沢山あるように思えて仕方が無い。まじめにやっている業者も沢山あると思うが、食品業界全体で一丸となって消費者の信頼を取り戻す努力・システム作りをしていただきたい。
 
F2支援戦闘機
 2007・11・2
 愛知県豊山町の県営名古屋空港で航空自衛隊のF2支援戦闘機が離陸に失敗し炎上した。パイロットの命が失われなかったのは不幸中の幸いであるが、1機約120億円の国家財産が失われた。F2支援戦闘機はアメリカ製のF16戦闘機をベースに日米共同で開発された機体であるが、航空自衛隊のみでの採用であるため生産数が極めて少なく一機あたりの単価は120億円で世界一高い機体になってしまった。前主力戦闘機のF4ファントムが30億円、現主力戦闘機のF15イーグルが70億円と比べても大変割高な機体であるといえよう。武器輸出のできない日本での武器の開発あるいは共同開発は大変割高なものとなっているのが現実である。武器輸出禁止の論議も含めた武器調達の論議が必要ではないだろうか。
 
シニアドライバー
 2007・11・1
 今日もシルバーマークを付けたドライバーの危ない運転を見た。駐車場で車止めに乗り上げながら強引にターンをしていた。今日に限らず、逆走や確認なしでの路線変更などシルバーマークがらみの危ない運転を見るのは珍しくない。
どうしても加齢により反応時間・判断力は劣ってくるものである。単純に考えると免許更新を厳しくし運転免許の上限年齢を設ければという話になるかもしれないが、現実問題として公共交通機関が発達していない地方では問題である。都会の人には想像もつかないだろうが、私の住む地域で公共交通機関として思い浮かぶのはバスと列車であるが、通勤通学以外の時間帯ではせいぜい1・2時間に一本程度である。幹線の国道でこの状態であるから、幹線から外れた場所では朝夕数本というところもある。自家用車が無いお年寄りには大変な負担である。都会の理論・田舎の理論と分けるつもりは無いが、田舎の現実だけは知っていてもらいたいと思うし、効率や経済の理論だけで物事を決めて欲しくないと思う。
 
あっぱれ
 2007・10・31
 カナダ製のボンバルディア機が相変わらずトラブルを起こしている。27日もデンマークの首都コペンハーゲンの空港でスカンジナビア航空(SAS)のボンバルディア機が着陸中に右主脚が折れるというトラブルが起こった。これを受けてSASは同機の運行を永久停止とした。いうまでもなく、カナダ製のボンバルディア機はトラブルの大変多い機体である。リアルタイムでテレビ中継された高知空港での胴体着陸は記憶に新しい。それ以後も週に一度は何らかのトラブルの記事が新聞に載っているほどだ。
今回のSASの勇気ある乗客の安全を最優先した判断には「あっぱれ」と賞賛を送りたい。それに反し、国内航空会社は地方路線の経済面をたてに同機を使い続けている。
 
全国学力テスト
 2007・10・30
 24日公表された全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)の結果では、最上位の秋田県と最下位の沖縄県で大きく差が出た。
分析では経済的な格差、家庭状況が学力に影響しているとみられるとなっていた。つまり、経済的な面を含めた子供を取り巻く社会的な要因が原因といっているのである。近代日本を象徴する学歴社会の良い面は、経済的に貧しくても勉強さえでき良い学校を卒業したなら社会的に相当な地位につけることだった。例外はあるが、現在は勉強も高度になり学校の勉強だけでは足りず良い塾、良い塾の先生について学べる環境にあるものだけが学歴社会の波に乗れるということである。
学力の二極化が問題視されてしばらくになるが、全国的な学力向上のポイントは、「親の意識」「公立学校の質の向上」の二つであろう。
 
亀田家 その3
 2007・10・29
 WBCフライ級タイトルマッチで同級14位、亀田大毅選手が反則行為を繰り返した問題で、26日に所属する協栄ジムの金平桂一郎会長とともに会見した亀田興毅選手は試合中の反則指示について「申し訳ありませんでした」と認めた。
会見を見ていると、興毅選手の最初の世界タイトルマッチにも感じたが、一家を背負っての、何か悲壮感が漂っていた。何よりも不可思議なのは、この会見での父親の不在である。私も二人の子供の父親だが、このような会見で子供だけを矢面に立たせることには親として強い抵抗を感じる。自分が会見に出て行くと誤解を招くという説明であったが、個人的には徹底的に納得できない。父としての責任放棄としか思えない。
ただ、今回の会見ではっきりしたことは、興毅選手は今後もボクシングを続けたいという強い意志である。大毅選手の今後はまだわからないが、兄弟が父親から離れ別のトレーナーにつき真の亀田スタイルで世界を席巻することを期待する。
 
ドラマ・歌姫
 2007・10・26
 「長瀬智也」「相武紗季」主演の「歌姫」というドラマがある。場所の設定は高知県土佐清水市であるが苦言をひと言。
ドラマ中の方言であるが、土佐弁が使われている。幡多(はた)地方(土佐清水市)では土佐弁は使われていない。同じ県内であるので幡多弁と土佐弁はたいした違いが無いと考える方がいるかもしれないが、標準語と大阪弁ほどの違いがある。土佐弁は大変荒々しく、初めて土佐弁でまくしたてられた人は喧嘩を売られたのかと勘違いするほどである。それに対し幡多弁は非常にやわらかく愛嬌がある。幡多の歴史は大変古く縄文時代から人が住み古代には波多(はた)国があり、土佐国より国つくりの歴史は古い。時代の変化とともに波多国は土佐国の一部となり、幡多地方と呼ばれるようになったが幡多弁という言語文化を持っている。
TBSさんにお願いだが、ご当地ドラマを作成する際には方言も含めた地元の文化を大切にしていただきたい。今回のドラマは、我々幡多地方の文化を奪われたような憂鬱な気分になる。
 
空の安全
 2007・10・25
 空(航空機)の安全が揺らいでいる。先日も管制官の許可なしに滑走路に進入するという、一歩間違えば大惨事になるような事案が発生している。原因は関係機関で徹底的に究明されるべきであるが、個人的な見解を述べる。
航空機やそれを支援するレーダーやコンピュータなどの電子機器は飛躍的な進歩を遂げたが、旧態依然のものがある。それは無線音声による誘導管制である。無線も従来からのAM変調で空電の影響も受けやすく、どちらかといえば聞き取りにくい。今日ほどITが進歩しているのだから、グランドコントロールを含む航空管制を音声通話はサブ的なものにしてコンピュータによるデータ通信を主流にすれば、ある程度ミスは減少するはずである。素人考えて大変恐縮だが一考願えないものだろうか。
 
浜松の病院、うわさ拡大し未収金5770万円
 2007・10・24
 浜松市中区の総合病院「県西部浜松医療センター」で06年度、患者からの未収金が5770万円に上り、同年度末の累積債権が9189万円にもなっている。市内では「公的な病院だから医療費を払わなくても受診できる」とのうわさが広まっており、それが一因らしい。「人は自分の見聞きしたいものしか見聞きしない」といわれており、これはまさにそのケースだ。
私も以前元気だった頃、病院の事務職員をしており、未入金の回収にはずいぶんと苦労をした。患者さんやその御家族にもいろいろな方がいて、その場しのぎの嘘を平気でつく方もいる反面、奥さんの入院費を男でひとつで子供を育てながら、肉体労働で十数年も払い続け、ついに自分自身が老齢の粋に達し払えなくなった方もいた。その方の状況と家の中を見たときは、未集金の回収どころか、冗談抜きに私がお金をいくらかでも置いて帰りたい気分になったものだ。
この話は例外として、未集金の問題は結局はモラルの問題が一番大きい、未入金が膨らんで地域の公的病院がつぶれれば、まじめに医療費を払っている人にも被害が及ぶ。
 
日切地藏さん
 2007・10・23
 先日、愛媛県にある願い事を良く聞いてくれると評判の「日切地藏さん」にお参りに行った。私は特に信心深い方ではないが、なんとなく妻に付き合って年二回ほど言っているのだが、今回のお参りでは意外なものを発見した。それは、周りの雰囲気とはなんとも不釣合いな「セコム」のステッカーと「監視カメラ」であった。「監視カメラ」をよく観察して見ると、御さい銭と供物のところに向いている。想像するに、御さい銭や供物を失敬する輩がいたのだろうか。なんとも罰当たりな話である。個人的には信心深い方ではないが、地域の信仰を集めているものや、神聖とされる場所では、自分の考えとは別に最低限の敬意を払うべきではないかと感じる。
 
四万十川ウルトラマラソン
 2007・10・22
 10月14日、四万十川ウルトラマラソン大会が行われ、今年は全国から1800人のランナーが健脚を競った。年々盛り上がりを見せているウルトラマラソンであるが、そのすばらしさの秘密は参加ランナーを上回る数の大会役員・ボランティアの存在だ。そしてコース沿いの地元住民の応援である。よくマラソンは自分との戦いであるといわれているが、四万十川ウルトラマラソンの場合、ランナーは一人で、あるいは家族・友人といろいろな思いを込めて走っている。そして大会役員やボランティア・地元住民も形は違うがいろいろな思いを込めて大会に参加しているのである。
このすばらしいマラソンと四万十川の自然がいつまでも続くことを祈る。
 
死亡ひき逃げ事件
 2007・10・19
 近所で死亡ひき逃げ事件が起こった。
亡くなった方は、この近辺の有名人で、ある意味、市会議員などよりも有名人であった。よく酔っ払ってふらふらと国道を歩いてる姿を見たものだ。働かないで、山芋掘りなどで生計を立て、何年も風呂に入らず異臭を放つ彼を馬鹿にする人が多かったが、個人的には、福祉の世話にも・誰の世話にもならないで一人で生きた彼の生き方も一つの生き方ではないかと思う。話をしたことはほとんど無かったが、彼の姿が二度と見られないのはどうにもさびしい気がする。そんな風になぜか人の心に強い印象を残す人であった。
彼をひいて逃げた犯人は捕まったが、小学校の先生であった。
 
亀田家 その2
 2007・10・18
 亀田父子に対して日本ボクシングコミッションから厳罰処分が発表された後、父・史郎氏のコメントが発表された。
コメントの中で、史郎氏は反省の意を示しながらも、次男・大毅選手の処分に「重い」と不満を表している。彼が今しなければならないのは、このような被害者意識のコメントを出すことではなく、長男とともに反則を指示しプロレスまがいのボクシングをした選手のトレーナーとして、まず相手選手に謝罪し全国のボクシングファンに説明と謝罪をすることである。日本ボクシングコミッションへの謝罪や反省の意を示しながら反則指示を認めない会見は後回しでよい。
個人的な見解であるが今回の処分は、父親と次男に対してはまずまず妥当。父親についてはライセンス剥奪でも良かったと思う。ただ、長男については処分が軽すぎると感じる。「厳重戒告」では実質的なデメリットが少なく、それではこの長男は反省するのかという気持ちになる。いずれにしても、日本ボクシング史上にひどい汚点を残した親子であった。
 
デリカシー
 2007・10・17
 以前、入院中の出来事である。
消灯時間を過ぎた頃、ナースステーションの方から大声で電話をする声が聞こえてきた。
その声があまりに大きいので聞くはなしに聞いていると、どうやら声の主の親族が亡くなり霊柩車の手配をしているようであった。
親族の死で動転しているのかもしれないが、ここで少し場所を考えてもらいたいものである。私に限らず入院患者は「死」に大変敏感になっているものである。本人がそこまで気が回らないのであれば、周りの親族やナースの方がひとこと注意をしてもいいのではないだろうか。
 
亀田家と躾(しつけ)
 2007・10・16
 王者・内藤大助選手に亀田大毅選手が挑戦したWBCフライ級タイトルマッチをTV観戦したが、亀田選手がプロレス技を仕掛けたときは、私も思わず「ボクシングじゃない!」と叫んだほどだ。実際、リング以外でも亀田家の品の無い言動は目に余るものがあるが、その集大成があの試合であったと思う。プロレス技や反則を繰り返す次男、セコンドで反則を指示する長男と父親。試合では「品が無い」以上に「人間性」のレベルの問題であったと思う。試合後の反則や反則指示についてのコメントでも長男や父親は理不尽な否定をするばかりで「反省」ということを知らない。
亀田家の「人間性」の原因と責任は父親にある。ボクシング、全てのスポーツに対する侮辱でもある今回の行為は、亀田家・特に父親には猛省をしてもらいたい。
考えて見れば、亀田家の子供たちは大変不幸な子供たちであるといえる。
 
紅白歌合戦とDJ OZMA
 2007・10・15
 大みそかの「第58回NHK紅白歌合戦」の番組概要が10日、東京・渋谷の同局で発表された。昨年はDJ OZMAのバックダンサーが裸に見えるボディースーツ姿で出演し苦情が殺到したため「日本一権威ある歌番組」「格調高い紅白に」と強調したそうだ。
昨年の問題のシーンは私も家族と見ていたのだが、本当に驚いてわが目を疑った。「紅白歌合戦」は国民的番組といわれるようにお年寄りから子供まで見ているのである。
衣装のTPOを考えないのは、アーティストとしての表現の自由とは次元の違う問題である。今流行のKY(空気を読めない人)とは、まさに彼のためにある言葉である。
 
神田うの6億円の披露宴
 2007・10・12
 タレントの「神田うの」が6億円の披露宴をしたそうである。
他人の幸せにケチをつけるつもりは全く無いが、先日の「いのちの輝きSP・悲劇の大地で闘う日本人たち」をどうしても思い出してしまう。もし、6億円の1%の600万円でもあれば、経済的・医療的に恵まれない地域でどれだけの命が助かるだろう。
自分たちで稼いだお金で披露宴をしたのであろうから、そのこと自体、とやかく言うつもりは無いが、もし幸せのおすそ分けで1%でも世界の恵まれない人々に寄付でもしていたら、私は「神田うの」という人間を好きになっていたと思う。
欧米の、お金持ちやタレント(一般市民も含めて)は一般的に慈善事業に熱心である。稼いだお金の一部を社会に還元するという思想が定着している。日本人にはその思想がまだ希薄であるといわざるを得ない。
 
騒音裁判
 2007・10・11
 東京都板橋区内のマンションで、階上に住む男児が跳びはねる音により精神的な苦痛を受けたなどとして、階下の男性が男児の父親に240万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が3日、東京地裁であった。「騒音は受忍限度を超えていた」として、慰謝料など36万円の支払いを命じた。
裁判結果には賛否両論があるとおもうが、個人的には非常に良くできた判決だと思う。判決では、子供が騒音を出すことを糾弾していなく(子供は騒いで当たり前)、親が躾(しつけ)などの努力義務を怠ったことを糾弾している。特に集合住宅の場合、生活音はどうしても発生するが、被告は住まい方を工夫し、誠意ある対応を行う必要があったということである。もし苦情があれば普通に対応し、普通に子供を躾ければ何も問題にはならなかったのである。
 
いのちの輝きSP
 2007・10・10
 船越英一郎、相武紗季司会の「いのちの輝きSP・悲劇の大地で闘う日本人たち」を見た。経済的・医療的に恵まれない世界各地で活躍する日本人を紹介した、色々考えさせられる番組であった。悲劇の大地で闘う日本人たちに共通するのは、マザー・テレサもそうであるが、「命に対する限りない愛」であった。
番組中で相武紗季が言った言葉であるが、「あまり障害者の方と触れ合ったことが無い・・・」これが、日本の障害者施策の問題点を語っている。欧米の障害者は広く社会に溶け込んでいるが、日本の障害者施策は「隔離主義」である。むろん、その方が障害者を診る方にとっては大変都合が良く効率的であるが、問題点もある。個人的な意見であるが、欧米のように障害者も広く社会に溶け込み、社会もそれを受け入れられる障害者施策が望ましいと思う。
 
ジャーナリスト
 2007・10・9
 ミャンマーで民主化デモを取材中、銃弾に倒れた映像ジャーナリスト長井健司さんが4日、無言のまま帰国した。ジャーナリストとして真実を伝えたいという思いは、一発の銃弾によって打ち壊されてしまった。彼が最後に何を見、何を感じ、何を伝えたかったのか良く考えて見たいと思う。
彼が最後に手にしていたビデオカメラは今も軍事政権から返されていない。
 
沢尻エリカ その2
 2007・10・8
 映画の舞台あいさつで不機嫌な態度を見せた女優の沢尻エリカのその後が興味深い。
世間の反響の大きさに驚いたのかホームページに謝罪文を掲載したり、テレビで謝罪したりと変わり身の早さはさすがである。しかし彼女の自動車会社のテレビCMが打ち切られるなど、自身の芸能活動への影響も出ていることを考えると「人間的に未熟」な行為はずいぶん高いものについたものだ。謝罪文の「人間的に未熟・・・」であるが、未熟な人間が未熟の概念を持てるのかと考えてしまい、謝罪文の稚拙な文章は、やはり本人が書いたものではないと感じてしまう。
 
20世紀最大の発明?
 2007・10・5
 先日、今春理系の大学に進学した長男と話していると「計算尺」のことを全く知らなかった!
自分が理系の大学に通っていた当時(四半世紀前)すでに関数電卓は一般的に使われていたが、まだ講義で「計算尺」の使い方を習った記憶がある。私より前の世代の理系学生では必須アイテムだったに違いない。
考えて見ると、20世紀の発明の中で最も一般的に使われ、将来も使われ続けるであろう偉大な発明は実は電卓ではないだろうか。
 
ミャンマー
 2007・10・4
 最近のミャンマー情勢を見ると一人の女性を思い出す。その女性は私のチャットフレンドで、イギリス在住の若いミャンマー人であった。日本語を勉強しており、英語と日本語ちゃんぽんでチャットをしていたが、軍事政権のことを危惧していた。今のミヤンマーを見ると彼女の危惧は当たったといわざる得ない。
私たちの世代は、ミャンマー(ビルマ)といえば、竹山道雄の「ビルマの竪琴」を連想し仏教国で人々も穏やかなイメージがあるのだが、一日も早く平和・民主的で穏やかな国家になって欲しいと思う。
 
沢尻エリカ
 2007・10・3
 映画の舞台あいさつで不機嫌な態度を見せた女優の沢尻エリカが話題になっている。
その言動は、人としての礼を欠いたもので、とても社会人のものでもなく、ファンや観客が存在することによって成り立つ職業としてのプロ意識を欠いたものだった。主演女優が「思い入れのあるシーンが無い」映画など誰が見るのであろうか。大勢の人が時間や労力をかけた映画自体もぶち壊してしまった。舞台あいさつに同席した人はもちろんのことファンや観客は大変不快に感じたはずである。
彼女自身の今回の件に関する謝罪文も全文読んだが、一見たどたどしい文章にはなっているが文面から感じる人格と舞台あいさつでの言動が妙に一致しない。本当に彼女自身の文章あるいは本心で書いたものかと感じるのは私だけであろうか?
 
沖縄集団自決問題
 2007・10・2
 戦時中の沖縄県の集団自決に当時の軍の関与があったかなかったか問題になっている。軍の関与を主張する人にとっては、軍人・兵、下士官、士官が自決を命令すれば、「軍の関与」であるし、軍の関与がなかったと主張する人にとっては、組織的に軍の命令系統に沿って命令がなされていなければ、「軍の関与は無い」である。
ただ、当時の戦陣訓には「生きて虜囚(りょしゅう)の辱(はずかしめ)を受けず・・・」の文言があり、軍が自分たち軍人だけでなく民間人にもこれを強制したことが容易に想像できる。
 
角界と自浄作用
 2007・10・1
 大相撲時津風部屋の17歳の力士がけいこ中に急死した問題だが、大変これは悪質である。「けいこ(しごき)」と「暴行」の境界はあいまいであるが、報道で知る限りは、集団リンチであるといわざるを得ない。また証拠隠滅のため火葬を進めるなど悪質極まりない。遺体と対面したとき、行政解剖を決意したときのご両親の心情は察するにあまりがある。
それにしても最近、角界・相撲協会は不祥事が起こりすぎる。組織としての自浄作用が全く機能していない。自浄作用が期待できないのなら外部の力をかりなければなるまい。我々は意見を述べる権利を有している。なぜなら「相撲」は国技であり「相撲協会」は公益法人であるからだ。関係者の猛省をお願いしたい。
 
福田康夫内閣
 2007・9・28
 福田内閣の発足を受け、読売新聞社は緊急全国世論調査(電話方式)を実施した。その結果、新内閣の支持率は57・5%で、不支持率は27・3%だった。支持理由では「安定感」を挙げる人が最も多かったそうである。
新内閣の顔ぶれや目新しさがないことで、改革の存続を危ぶむ声も聞こえるが、時代の大きな流れは改革の方向に流れており、その流れの基本的な向きは変わることがないように思う。むしろ、派手なパフォーマンスより堅実に政策を実行してくれる内閣のほうが望ましいと思う。
 
死刑執行
 2007・9・27
 鳩山法相は、内閣総辞職後の記者会見で、死刑制度について「判決確定から半年以内に執行するという法の規定が事実上、守られていない。法相が絡まなくても、半年以内に執行することが自動的、客観的に進む方法がないだろうか」などと述べた。
以前ブログに書いたが、法相の信条や宗教的理由で死刑執行が左右される現状に疑問を呈した形だ。「自動的に死刑執行」という言葉に嫌悪を感じる人も多いと思うが、法治国家で、現在、法律が守られていない状態は明らかに異常である。
死刑制度の廃止・継続問題は別にして、決まったことが法律に基づいて粛々と処理されるのは大事ではないだろうか。
 
暴走族の集会規制と憲法
 2007・9・26
 暴走族の集会などを規制した広島市暴走族追放条例の規定が「表現の自由」などを保障する憲法に違反するかが争われた刑事裁判の上告審判決で、最高裁第三小法廷は18日、「違憲とまではいえない」との判断を示した。被告側は「暴走族以外に広く規制が及ぶ恐れがある」と主張したが、第三小法廷は「条例全体をみると対象は暴走族とそれに類似する集団に限られ、規制の目的や手段も合理的だ」と述べた。しかし裁判官も全員一致ではなく5裁判官のう2裁判官が「条例は違憲」とする反対意見を述べた。
憲法では「表現の自由」「集会の自由」が当然認められているが、暴走族の戦闘服や特攻服姿で一般市民を威圧するような集会は保護される対象とはならない。と最高裁が判断したということである。むろん、この条例の対象を拡大することは恐怖を感じるが、「自由」には「責任」が伴うことも考えなければならない。
 
言葉面
 2007・9・25
 先日、新築住宅のCMで地元局の若いアナウンサーが、「4寸角柱を使用し・・・」と喋っていた。
ふと考えたのだが、このアナウンサーは、「寸」が長さの単位で、4寸はおよそ12cmであることが解って喋っているのだろうか。次回に同じCMを見たとき、そのことを考えて聞いてみると「4寸角柱を使用し・・・」のくだりは、なんとも空々しく言葉面だけに思えてきた。同じように感じるのが、政治家が「国民」「国民」というときである。「国民」という言葉に、本当に国民のことを考えているように思えなく、ただ単に言葉を発音しているだけのように感じるのは私だけであろうか?
 
地球温暖化
 2007・9・24
 札幌気象台によると、21日午前11時半ごろ、札幌市で31・1度を記録し、1879年の観測開始以来、最も遅い真夏日となった。
地球温暖化の話題は、もう十数年来聞いていたが、当初は遠い世界の出来事と感じていたが、ほんの数年前から自分たちの身の回りでも「実感」として感じられるようになった。日本の四季も春と秋が年々短くなっているように感じる。公共広告ではないが、温暖化対策を「知っている」だけではなく、一人一人が実践しなければならないと感じるようになった。
 
日本の国土と自然災害
 2007・9・21
 先日の関東地方から東北にかけて縦断した台風では河川の氾濫など大きな被害が出た。台風銀座・高知県の自分たちの感覚ではたいした台風ではないと感じていたが、予想外の大きな被害であった。
毎年、数個の台風が来襲する私たちの地域はそれなりに風水害対策がなされている。昔はよく近所の国道も冠水していたが、最近ではあまりなくなった。逆に積雪にはきわめて弱い。雪が5cmも積もれば、車を中心に交通機関は麻痺状態になる。雪に対してドライバーも慣れていないし、スタッドレスタイヤやチェーンの装備も不十分である。
考えて見ると、自然災害への対策で肝心なのは経験と準備であるように感じる。自分に経験がなければ、親やご近所の古老に話を聞くのも良いかもしれない。喜んで自分の経験を語ってくれるであろう。
 
すずめの井戸端会議
 2007・9・20
 最近、どうも我が家はすずめの溜まり場になっているようで、朝方から数十羽が寄り集まって「ピーチク・パーチク」と井戸端会議を楽しんでいる。数羽の泣き声なら人工音と違って、「いと、おかし」(大変おもむきがある)だが、さすがに数十羽になると、おもむきどころか騒音に近いものだ。しばらく井戸端会議を楽しんだ後は、何処かへ飛び去り、また集まって井戸端会議を楽しむ繰り返しである。まあ、すずめもわが世の春を声高らかに楽しんでいるので、あまり無粋なこともできず、しばらくは議場が変わるまで私も井戸端会議を聞かなければなるまい。
 
総裁選と消費税
 2007・9・19
 安倍晋三首相の退陣に伴う自民党総裁選が行われるが、二人の候補者とも消費税の引き上げには前向きな姿勢をしめした。
消費税の引き上げには、当然国民の反発も予想される。増税には基本的に国民は反発するものだが、一番の原因は、税金の無駄があまりにも多いことがあげられる。
まずは税金の無駄をなくし、効率の良いお金の使い方をして、それでも足りないなら国民に相談するということにしてもらいたい。
消費税を上げるにしても、その上げ幅や、タイミングは慎重に見定めていただきたい。
 
ワニ騒動
 2007・9・18
 金沢市内の水田などで8〜9日にワニ2匹(!)が捕獲された騒ぎがあり、このワニの飼い主とみられる男が動物愛護法(無許可飼育)違反容疑で逮捕された。
調べでは、容疑者は、2匹を知事に無許可で自宅倉庫の水槽でペットとして飼育していた疑い。9月1日に2匹ともいなくなったのに気付いたが、放置していたという。
あまりの無責任に言葉も出ない。ひとつ間違えば、けが人が出ていたはずだ。また、今回の件とは別だが最近、手に余るようになったペットを捨てる輩がいる。最後まで面倒をみるのが、飼い主としての義務と責任である。私も今年、12年飼っていた犬の臨終を看取り遺骸を始末した。つらい体験ではあったが、そうすることが飼い主としての最後の務めであろうと思ったからだ。動物を粗末に扱う人間はやがて人間も粗末に扱う。
 
政治の世界
 2007・9・17
 安倍首相の突然の辞任発表には驚いたが、後継問題が新たな話題を呼んでいる。マスコミも2日程度は、安倍首相の話題で持ちきりであったが政治の世界は非情で、もう後継問題に話は移っている。辞めた本人は就任当時は、歴史に名を残すことを考えていただろうが、別な意味で人々の記憶に残ることとなった。
 

 

 
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